Pixel 5のSnapdragon 765Gが多くの人にとってネックにならない理由

Pixel 5を入手して2週間ほど経ちました。実際に使ってみて色々と見えてきたものがあるので、記しておきます。

スポンサーリンク

Snapdragon 765Gはネックか否か

おそらくPixel 5に対する不安要素は、チップとしてSnapdragon 765Gが採用されている点。YouTubeのレビュー動画などではハイエンドと比べると性能が比較的低いことが強調されるため、ここが引っかかって購入を躊躇したり見送ったりする方がいても全く不思議ではありません。実際、現行のハイエンドチップSnapdragon 865 PlusやiPhone 12に搭載されているA14 Bionicチップに比べると、Snapdragon 765Gとの性能差は明らかです。特にA14と比較すると全く勝負になりません。どんなベンチマークを使っても、A14の圧勝です。多分。

ではPixel 5の使用感は実際どうか、というと全く問題ありません。十分サクサクで、動作がもたついたりカクついたり、フリーズしたりということはないです。性能が控えめなのに何故そうなるのか、というのが今回のテーマです。

処理が重いアプリは非常に限られている説

仮説ですが、PCにおいても高い処理能力を必要とする作業は非常に限られています。ずばりゲームと動画編集です。次点でイラレ・フォトショプといったところ。まあ他にもCADとかプログラミングとかあるかも知れませんが、ゲームと動画編集というのが最も一般的な「重い」作業になると思います。

ではスマホは?というと、まず動画編集はスマホでやりません。動画編集するようなガチの人は性能の高いPCを持っているはずで、スマホを使う意味がない。イラレやフォトショ、プログラミングなどをスマホでやるというのも非現実的です。となると、スマホで高い処理能力を必要とするのはFPSなど一部のゲームのみ。普通のパズルゲームなどはそれほど処理能力を必要とするとは思えません。

ということで、スマホでやることの中で高い処理能力を必要とするのは3Dゲームのみで、その他の作業は高い処理能力を必要としない。最高級の3Dゲームでも快適に動かせるスマホにするのか、そこは妥協しついつ、その他の作業については問題ないレベルのチップを採用してコストを抑えるか、という点に行き着きます。iPhoneを始めとしたハイエンドモデルは最高級の3Dゲームでも快適に動かせるスマホで、Pixel 5は後者です。

とはいえど、Pixel 5で高い処理能力を要求するゲームがプレイが出来ない訳ではありません。画質を落とせばPUBGや荒野行動といったFPSも普通にプレイ出来るとのこと。フレームレートがそんなに出ない、ということはあるかも知れませんが、カジュアルユーザーにとっては大した問題ではないと思います。ガチ勢の人はそもそもPCでやるでしょうし。

3DゲームでもFFBE幻影戦争といったゲームは普通に快適に動作します。YouTube、Tver、dアニメストアといった動画系も同様に快適に視聴可能。全く処理能力に問題無し。

処理能力は高いに越したことはないですが、それは価格が変わらないときの話。ここはいつもトレードオフで、処理能力が高いチップを積むと必ず価格が上がります。チップはいつも最高級のものを目指して作り、そのうち出来の悪いやつを下のラインとして販売するためです。Pixel 5は大コケしたPixel 4と比較すると、ヨーロッパなどを中心に非常に好調のようです。そこまでの処理能力はいらんから価格を安くしてくれ、というニーズは小さくなかったというところでしょうか。

結論

もしあなたがFPSのガチ勢でなければ、処理能力が問題になる場面はないと思います。唯一あるとすれば、ポートレートの処理。撮影後、処理に2~3秒かかります。ポートレートを連射で取りまくりたい、という人は敬遠してもいいです。ただ仕上がりには大満足。動画の手ブレ補正もバッチリ。子供を撮る回数が激増中です。

誤解がないように言っておくと、Snapdragon 765Gは最高級のものと比べると劣りますが、全体的に見るとミドルレンジからハイスペックの中間くらいの十分良いチップで実績もあります。まあその理論で行くならSnapdragon 730搭載のPixel 4aでいいんじゃないとなってしまうのですが。実際コスパが良いのはPixel 4aです。

参考になれば幸いです。

WindowsユーザーがiPhoneからPixel 5に乗り換えて良かったところ

現在過去記事を全体的にリライト中です。よければ過去記事もご覧ください。目次 | Chrome通信