WindowsユーザーがiPhone 8からPixel 5に乗り換えて良かったところ

2020-11-13

Pixel 5の使用感

Pixel 5の素材はアルミニウムにバイオレジンをコーティングしたもので大理石の手触りを目指したとのことです。確かに他にはない独特の質感があります。写真ではのっぺりしていますが色もベタ塗りではなく、微量なマーブルといった感じです。まあこの辺りは散々レビューされているのでいいでしょう。

Pixel 5のSnapdragon 765Gはデメリットか否か

多くの人がひっかかっているであろうポイントがチップにSnapdragon 765Gが採用されている問題。

最上位のSnapdragon 865でもなく、Pixel 4で採用しているSnapdragon 855よりも下のグレードで、多くのレビュワーが「何で?」となっていた点。ここは私も少し懸念していましたが、全く問題ありませんでした。

既に使い始めて一週間立ちましたが、動作がもたついたりカクついたりといったことは一切ありません。私はスマホでは軽いパスルゲームくらいしかしないので、さほどパワーのいる作業をしていないということもありますが、おそらくスマホを使う大半の人がそんな感じでしょう。

追記

Pixel 5を使いはじめて4ヶ月以上が経ちましたが、性能面での不満を感じたことは皆無

Pixel 4は販売に苦戦していたようなので、今回Snapdragon 765Gにして価格を下げたのは良かったと思います。ヨーロッパでは既に予約販売分は完売しているそうで順調な滑り出しのようです。今回のPixel 5はPixel 4のように性能を突き詰めたのではなく、多くの人にとっての最適解を突き詰めたという感じです。お見事です。

ですが、全く弱点がないという訳ではありません。ちょっと気になるのがポートレートモード撮影における処理に2~3秒がかかること。速く出来上がりを見たいですが少し待たされるといった感じでここは処理能力の低さが出てしまっているのかなという印象です。ポートレート自体はキレイです。何も考えずに撮ってもこんな感じです。

超広角レンズ採用

望遠レンズの代わりに超広角レンズにした点はファインプレイ。

思うにスマホで撮る写真の2大被写体は「手元にあるもの(料理など)」と子供やペットなどのスナップショット。今までの経験から言っても望遠は使い所がないです。

ズームは光学ズームなので、暗い部屋ではザラつきが目立ちますが、日本の家屋内でズームが必要な場面は皆無。むしろ子どもたちはカメラを向けると寄ってくるので超広角がありがたい。

おサイフケータイ最高!

iPhoneにもおサイフケータイがありますが、AndroidのおサイフケータイはiPhoneでは非対応の楽天EdyやNanaco、Waonが使えます。口座や支払いを全て楽天銀行で統一している私は、口座からスマホでチャージできる楽天Edyが使いやすい。ガソリンも最近はEdyで入れています。お札を入れて戻されて、というストレスがなくなりました。

また、iPhoneではTカードやdカードなどのポイントカードはバーコードを見せる必要がありますがAndroidはリーダーにかざすだけでOKのモバイルdカードやモバイルTカードが便利です。ポイ活が捗りそうです。

ケータイを出して「Edyで」というと、よく「IDですか?」と聞き返されます。iPhoneではIDは使えますが、Edyが使えないのでこういったことが起こるわけです。スマホ=iPhoneのイメージが強いことを実感。モバイルdカードも店員が知らないことが多い。

カスタマイズ性

カスタマイズ性はAndroidにして良かったメインポイント。

ホーム画面のアプリの配置やサイズを変更出来たり、ウィジェットでワンタップで特定の相手とのLINEトーク画面を開いたりといったのは序の口で、特定の場所にいる時、あるいは特定のWi-fiに接続時にマナーモード/着信モードに自動的に切り替えたりといったことも序の口。

Wi-fiが見つからない場合にWi-fi自体の機能を切ってしまうWi-fi Automaticや、特定した場所への出入りや曜日・時間などをトリガーにして特定のタスクを自動化するMacroDroidを組み合わせることで、いろいろなことが出来てしまいます。例えば

  • 自宅と職場ではNFC(おサイフケータイ)の機能をオフに、離れたときにオンに
  • 22時から7時まではモバイル通信をオフに
  • 19時以降は位置情報サービスをオフ、朝8時にオン

いずれも自宅や職場にいる間は使わない機能を自動でオフにしてバッテリを節約したいというもの。今日設定したばかりで効果はまだ未知数ですが予想使用時間が4時間ほど伸びたので効果があったと信じたい。

追記

2日と12時間バッテリが持つようになりました。充電は2日に一度ですが、2日使った後でも15%くらい残っています。

iPhone時代は気づくことはなかったのですが、Androidを使い始めると如何にiPhoneは機能が厳しく制限されているか分かります。iPhoneにカスタマイズ性はほぼ無い。

「iPhoneは動作が安定している」と言われることがありますがカスタマイズができないので予想外の挙動になる可能性も少ないということでしょう。Androidは実験的な機能も使えるため、そういった部分が時折悪さをするのかも知れません。実際に動作が不安定だったことはないのですが。

さらにAndroidの場合は機種が多種多様で、安いものの中にはトンデモなものも(¥7,000のDooGeeはハズレでした)。この辺りがAndroidの評判を下げていると思われます。

Pixel 5でのUSB デバッグの有効化

なお、MacroDroidでNFC機能などをいじるためには開発者モードに移行して「USB デバッグの有効化」をする必要があります。それ以降のプロセスはネットにいくらでも情報があるので割愛しますが(PixelをPCに繋いでコマンドプロンプトでAndroidのシステムをいじれるABDを起動し、コードを打ち込む流れ)、Pixel 5の開発者モードへの移行方法が少しトリッキーなので紹介しておきます。

[設定]>[デバイス情報]と進み、一番下にある[ビルド番号]のところを7回タップ。これで[システム]の詳細設定のところに[開発者向けオプション]が表示されるようになります。

細かくチューニングして自分好みにアレンジできることが大好きな私にとってAndroidは相性が良いようです。楽しいです。

不満点

本体に不満はないですが、純正ケースに不満あり。

Sorta Sageに併せて緑の純正ケースにしたのですが、色味が全く合ってません。何故だ!

ソフトバンクショップで注文したときには純正ケースの在庫が豊富にありましたが、1週間後くらいに引き取りに行くと純正ケースが全部品切れに。結構売れているそうです。結局純正ケースはGoogleストアで購入しました。ケーズデンキで緑以外のケースなら売っています。緑が欲しくて2件回りましたが、どっちも緑は入荷なし。公式ストアでは3日ほどで到着しますが、購入予定の方は事前に注文しておいた方が良さそうです。

iPhoneからPixel 5に乗り換えて戸惑ったところ

特にないですが、強いて言えばブラウザなどで一番上に戻る機能がないところ。iPhoneは最上部をタップすれば戻りますがそれがないです。

後はLINEの未読件数が表示されず、通知アイコン(オレンジの点)のみ表示される点。最初は戸惑いましたが、馴れました。考えてみれば未読件数が1件でもあれば一応LINEを開くので、それが2件だろうが3件だろうが関係ないといえばない。アイコンで十分です。ホーム画面着せかえアプリによって表示できるものもあるので、どうしても、という方にも方法は残されています。

追記

LINEで非通知にしているトークに関しては通知されません。これが非常に良い。iOSは非通知にしているどうでもいい内容のライン(LINEスタンプのお知らせやLINEモバイルの料金確定のお知らせなど)も未読件数としてカウントされてしまうため、未読件数マークがあるとチェックせざるを得ない。Androidならそういったどうでもいいトークは、緊急性の高いトークを開いたついでにでチェックすればよろし。

さらに追記

スマホ操作中にLINEが来たら内容が表示されますが、その下に入力欄が表示され、そこに入力することでLINEアプリを開くことなく直接返信することが可能です。めちゃ便利!SMSも同様です。

Androidの良かったところ

Androidの操作性でいうと、画面右から中央に向かってスワイプすると「戻る」のがすこぶる便利。Googleニュースなどで記事を読んで戻る時に、左手を使わずに戻れるのが便利です。iPhoneの場合は左上の戻る矢印をタップしていたと思いますが、そうなると片手操作は無理です。背面の指紋認証はすっかり馴れました。指紋認証ボタンをスワイプして通知を出す設定が便利です。

ホームに戻るのは下から上にスワイプ、Googleアシスタントの起動は音声もしくは下の角から上にスワイプ。

iPhoneとは違う操作ですが、その日のうちに馴れました。特に違和感なく使えています。ホーム画面から左にスワイプすると、Googleニュースの一覧が表示されます。これもありがたい。

Windowsと連携

念願だったWindowsと連携し、スマホへの通知の閲覧やメッセージのやり取り(SMS)、写真の閲覧・操作や(Bluetoothが必要ですが)電話の操作などが可能になりました。最近多い2段階認証のものは、コードがSMSに来るので今まではいちいちスマホを見て入力していたのですが、PCで直接確認できるので、みなくてもよくなりました。

『スマホ同期』はWindows[設定]>[電話]から設定可能。うまく行かない時はバックグラウンドアプリの動作が不可になっている可能性があります。下記記事を参照してください。

また、スマホで撮った写真の一覧が表示され、そこから[ペイント]で開いたりアプリケーションで開いたり名前をつけてローカルに保存することが可能。iPhoneのときはAirMoreというアプリを使ったり、iPhone側で一旦Google PhotoにアップロードしてPC側でそれをダウンロードするなど写真の共有が面倒くさかったのですが、それが極めてスムーズになりました。

更に、PCに接続するとあたかも外部ストレージのごとく直接ファイルを操作可能。わざわざiTunesを経由するのと比べると格段に便利です。

Chromebookももちろんスマートロックで快適に。メッセージ(SMS)のやり取りも可能です。

バッテリの%表示と予測持続時間の表示もいい。充電時に残り充電時間が表示される(『充電完了まであと◯分』)のもGood。急速充電対応機器で充電しているときは「急速充電中」と表示されます。これらはiOSにはない機能です。

Pixel 4aについて

なお、今回は費用は会社持ちなのでPixel 5にしましたが、個人ならPixel 4aを選んでいたと思います。主な違いは非接地充電への対応の有無と防水機能ですが、Pixel 5にしてからバッテリ持ちが良いので、頻繁に充電することがなく、常に非接地充電器に置いていたiPhone時代と比べると出番が激減。付属の電源アダプタとUSB Type-Cケーブルなら急速充電で2時間足らずでフル充電になるので、Pixel 5を使いだしてからは有線での充電がメインになっています。防水はそもそも風呂に持ち込まない主義。

さらにキャリア契約の場合、5G対応機種は強制的に追加料金が発生します。ソフトバンクの場合は1,100円が上乗せ。今のところ5Gの使いどころは皆無なので金ドブです。その点5Gに対応していないPixel 4aはむしろ有利になります。

まとめ

結果的にPixel 5とAndroidがとても気に入ってます。替えて良かったです。

iPhoneでは使わない純正アプリがホーム画面に鎮座して邪魔でしたが、Pixelは余計なものが入っておらず、かつ便利なGoogle系アプリは最初からインストールされています。

iPhoneのためだけに存在していたライトニングケーブル、ライトニング端子のイヤホン、iTunes、Bonjour、iCloudなどとも縁を切れて気分はスッキリ。

またChromebook絡みで気づいたことがあれば随時アップしていく所存です。

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ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。ほかに『初心者による初心者の為のウイスキーの話など。』や『OLD ROOKIE』を書いてます。

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