さようならiPhone、こんにちはPixel。
スマホデビューは10年前くらいのiPhone 4。それからは何も考えずiPhoneを買い続けてきましたが、今回Pixel 5へ乗り換え。この決断に至った経緯や実際にiPhone 8から乗り換えてみて戸惑ったこと、良かったところなど書き綴ってみようと思います。

iPhoneからPixelへ心移りした経緯など
iPhoneを特に好きでも嫌いでもなく使ってきましたが、少し前にGoogle Chromecastを使い始めてiPhoneに対する不満が出てきました。
一番気になったのが見逃したTVを視るために良く使う『Tver』アプリですが、iOS版はChromecastにキャスト出来ない。Tverアプリ側の問題かと思っていましたが、Android版では普通にキャストできることを偶然発見。
iOS版TberはChromecastには対応していませんが、Airplayには対応しているので、iOSからChromecastにキャスト出来ないのは「Apple TV」を使えということなのでしょう。
また、iPhoneを使うためだけに存在する奇妙なライトニングケーブルにはいい加減ウンザリです。
さらにPCにおいてもiPhoneを使うためだけに存在する使いづらいiTunesとBonjourが必要となる件。極めつけは、iTunesのバックアップデータはCドライブにしか保存出来ず数十ギガ単位の容量を食う。
Cドライブ以外にバックアップする裏技もありますが、専用のアプリをインストールしなくてはならず、なおかつ手順が複雑でめちゃくちゃ面倒くさそうなので断念。
また、今回調べて発覚したのですが、iTuneはiPhoneのバックアップを取るたびに新規セーブを作るそうです。何故か余裕があるはずのCドライブの容量が極端に少なくなると思ってたら、原因はお前か!
Cドライブはなるべくクリーンに保っておきたい私には耐え難い屈辱。
今回、念のためにiPhoneのバックアップを取ろうとしたのですが、その際にもCドライブの容量が残り0%になってバックアップが出来ないという問題が発生。バックアップが出来ませんでしたが、この先iPhoneに戻ることはなさそうなので結果オーライ。
手動で電話帳データをGoogleドライブにバックアップし、アプリの機種変更手続きなど全て終え、iTunesフォルダに残っていたデータを全て削除したところ、Cドライブの残り容量が27.8GBと本来あるべき姿に戻りました。
また、Androidの場合は普段から愛用しているGoogleドライブにバックアップしてくれるそうです。写真はもともとGoogleフォトに入れていたため、全く使っていなかったiCloudともオサラバだ!
iPhone 12という選択肢は
一応、iPhone 12へ買い替えるという選択肢自体は存在したものの、デザインがずっと変わらないiPhoneには全く心が動かされることがなくなっています。それもPixelにした理由の1つです。

そもそもGoogleのサービスにどっぷり
今回Pixelが気になって色々と考えを巡らせたところ、私がそもそもiPhoneでもGoogleのサービスしか使っていないこと(Numbersとか使っている人はいるのだろうか)、iPhoneではMacbookとしか連携できない(WindowsでiPhoneを「連携」出来るが出来ることは何1つない)がAndroidならWindowsやChromebookと連携が取れることなどが奇跡のハーモニーを奏でてPixelへの移行を決意。
iPhoneを買って真っ先にやるのがChromeやGoogle Keep、GmailやGoogleカレンダーなど各種Google系アプリを入れるという矛盾
iPhoneからPixelに乗り換えると言うと「えっ、なんで???」といった反応が返ってきたり、ショップの人に「OSが変わっちゃいますけど大丈夫ですか???」と心配されたり(大丈夫、ちゃんと分かってますから)、「なぜAndroidにされるのですか???」と理由を尋ねられたり(大きなお世話だよ)します。未だにiPhone>>>>>Androidという考えの人が多いことを実感。
そんなわけでPixel 5。
スパック的にはより高性能なPixel 4とも迷いましたが、Pixel 4はバッテリー持ちに難があるらしいこと、顔認証はコロナ禍においては使いづらいこと、Pixel 5は程よいサイズ感&ベゼルが上下均一で美しいこと、何よりPixel 5のカラー「Sorta Sage」が気に入ったことが決め手となってPixel 5にしました。
Sorta Sage
10月の発表会で見たときはSorta Sageはとんでもなく奇妙な色に見えて「これはないな」と思ったのですが、その後レビュー動画など見ているうちに大好きになりました。次のページからは使用感を見ていきます。