Chrome OSを搭載したスティック型PC「Chromebit」の発売が決定。ディスプレイやTVのHDMIポートに直挿して使うもので、重さが約74g。価格は価格は$85から。見た目はデカいUSBという感じです。
日本でも発売が決定しているとのことですが価格はどうなるか分かりません。
Chromeboxはマウス、キーボードが付属していますがスティックには付属していないため別途用意する必要があります。USBポートが1つしかないのでキーボードとマウス兼用のコネクタを持つかBluetooth対応のキーボード・マウスを使う必要があります。
果たしてChromebitに有効な使い道はあるのか。考察したいと思います。
リビングのTVをChrome化
Chromebitの使い方として真っ先に思いつくのがリビングのTVに挿す使い方。リビングでサブスクなどの動画を見たいときにわざわざパソコンを持ってきてTVに繋いでというのが面倒などという人には挿しっぱなしにしておけるChromebitはいいかも知れません。
出張・帰省用に
出張先でのビジネスホテルや帰省の際にTVに挿して使う。出張でPCを持って行かない人もいないかと思えばこの使い方は無いかも知れませんが、帰省した時に使うなどという場合はアリかも知れません。
また実家には遅い昔のPCしか無いというあるあるシチュエーションにおいてChromebitをプレゼントすると喜ばれる可能性も。
ビジネスユース
セキュリティ上の不安はありますがオフィスでとり敢えず安いPCが必要というニーズがあるかも知れません。会社の規模に応じて何本か用意しておいて出張の際適宜貸出すなどすれば社員の物理的な負担は減ると思います。
もしくはプロジェクター付き会議室に備え付けで置くPCにも使えると思います。資料は予めWEBに用意しておくかUSBに入れておき接続することも可能。プレゼンファイル再生用という用途でのみPCが必要な部屋ではデカイWindowsPCを置く必要はありません。
店頭PRなどに
歯医者や薬局、CDショップなどでプロモーション動画を再生することが考えられます。
また図書館やレンタルビデオ屋、本屋の検索機能をウェブ上で動くようなプログラムを用意しておけばパソコンの代わりにchromebitを使うことでコスト削減にはなりそうです。
図書館や本屋の検索用に立派なデカイPCが使われていることがありますがChromebitにすれば省エネかつ省サイズ。セキュリティもバッチリ。漫画喫茶やホテルのロビーにおくPCもchromebitで十分かも知れませんね。
「Chromebit」の使い方を考察 まとめ
こう考えると使い道は無くはないという感じです。もしかしたらビジネスでの用途の方が消費者向けよりニーズがあるかも知れません。
またリビングで動画視聴用に使うのであればトラックパッド付きキーボードが必須になると思われます。