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絶好調のLenovoがChromebook C340、S340シリーズを発表

2019年8月5日

ヒット作に恵まれずChromebookメーカーの中でも下位に甘んじている印象のあったLenovoですが、Lenovo Chromebook C330が爆売れしたのを機に存在感を高めています。

そんななか、Lenovoが新シリーズとなるChromebook C340-11、C340-15、S340-14の3モデルを発表しました。

今回発表されたLenovo Chromebook S340の前身モデルであるLenovo Chromebook S330は今年初めて登場したばかりなので、かなり速いペースでのモデルチェンジとなります。御託はこれくらいにして見ていきたいと思います。

Lenovo Chromebook Do more Enjoy more

新しいLenovo Chromebook 3モデル

型番が少しややこしいですが、フリップタイプの11.6インチモデルと15.6インチモデルではC340、クラムシェル型の14インチモデルではS340となっています。Cはコンバーティブルの頭文字、Sはクラムシェルなのですがこれも頭文字がCなのでシェルのSを取ってこのような型番になっていると思います。

今回は珍しくサイズ違いのが同時発表。なおかつそれぞれのサイズでスペック違いのバリエーションが存在し、カラーバリエーションまで追加。盤石の構えで一気にシェアをとろうという狙いがありありとみて取れます。

バージョンによる違いは表にするとこんな感じです。

Lenovo ChromebookC340-11S340-14C340-15
ディスプレイサイズ11.6インチ14インチ15.6インチ
解像度1366×7681366×768/1920×10801920×1080
タッチ対応オプション
CPUIntel Celeron N4000Intel Core i3-8130U/Pentium Gold 4417U
GPUIntel UHD Graphics 600Intel UHD Graphics 610/620
RAM4GB(LPDDR4-2400)
ストレージ32/64GB32/64/128GB
I/O2x USB-A 3.1、2x USB-C、MicroSDカード
重量約1.2kg約1.4kg約1.98kg
サイズ290x207.8x17.8mm328.9 x 234.35 x 18.8mm361.5x248.85x18.95mm
バッテリー持続時間10時間
カラーバリエーションPlatinum Grey, Sand PinkDark Orchid,Onyx BlackMineral Grey

ちょっと情報が錯綜しているのですがおおむねこんな感じです。

各モデルでスペックが違ったり、色が複数用意されていたりしてかなり幅広く攻めてきた感じです。

共通なのはバッテリー持続時間とポート類。

USB Type-Cが2つあるのものの充電に使えるのは片方だけです。RAMはLPDDR4方式でC330とS330に採用されたLPDDR3から進化。以下、現行のモデルと比較しながら見ていこうと思います。

Lenovo Chromebook C340-11

Lenovo Chromebook C340-11は大ヒットモデルLenovo Chromebook C330の後継機版という位置づけ。11.6インチディスプレイ搭載のコンバーティブルタイプでタッチスクリーン対応です。

前モデルC330との主な違いは、CPUがMediaTeck MT8173CからIntel Celeron N4000にバージョンアップ。MediaTeckの方が4コアでマルチコア性能ではさほど違いはないようですが、シングル性能だとIntel Celeron N4000に分があるといったところ。RAM・ストレージの容量は据え置きです。

Lenovo Chromebook C340 11 Sand Pink Platinum Grey


自動更新は2022年6月までとまだ現役な感じですが、やはり新学期の9月に合わせて新型を投入してきた形です。

Lenovo Chromebook C340-11はスペック的にそこまで大幅なアップデートとは言えないのですが、カラーバリエーションでPlatinum GreyとSand Pinkが用意されています。ChromebookでSand Pinkは記憶にないですが動画を見る限りキレイです。新たな層の開拓に期待したいところです。

気になる価格は$289から。C330の販売時の価格より安めのスタートです。コンバーティブルで$300以下は破格です。

Lenovo Chromebook S340-14

Lenovo Chromebook S340-14は名前通り、Lenovo Chromebook S330の後継機版です。こちらはコンバーティブルではなく14インチのクラムシェル型。解像度は1366 x 768とフルHD(1920x1080)の2つ。タッチスクリーンの対応はオプションとなるようです。

Lenovo Chromebook S340-14 body

Lenovo Chromebook C330ほどではないですが、アメリカアマゾンのランキングを見る限りLenovo Chromebook S330もかなり売れ行きが好調のようです

スペック的にはLenovo Chromebook C340-11と同じくCPUがMediaTeck MT8173CからIntel Celeron N4000になったくらいでさほど変わりなく。RAMの方式がLPDDR3からLPDDR4になってますが、どれくらいパフォーマンスに効くかは分かりません。

また本体サイズが若干サイズダウン。幅も20.8mmから18.8mmとなっているようです。重さも約1.5kg(3.3 lbs)から1.4kg(3.09 lb)へと軽量化。価格は$249からとかなり安めです。

Lenovo Chromebook C340-15

Lenovo Chromebook C340-15はプレミアムモデルYoga Chromebook C630の下のラインという位置づけになっていますがこちらもプレミアムモデルといって差し支えないスペックです。

Yoga Chromebook C630はCore i5 8250Uを搭載していますが、Lenovo Chromebook C340-15はPentium Gold 4417U (2.3GHz) とIntel Core i3-8130Uの2種類を用意。Lenovo C340-15もストレージ32/64/128GBを用意していますが、RAMは4GB。Yoga Chromebook C630はRAMが8GB(DDR4)、ストレージが128GBなので、ちゃんと住み分けができるようです。

価格もYoga Chromebook C630の$599により下になるでしょう。$400くらいになるのでしょうか。

カラーバリエーションはMineral Greyのみ。

少し気になるのがバックライトキーボードの有無。レビュー動画では「ついている」と言ってますが、公式サイトによるアメリカ版にはバックライトなしとの記載が。フランス版などではバックライトキーボードがついているようですが・・・ここについては推移を見守りたい。

絶好調のLenovoがChromebook C340、S340シリーズを発表 まとめ

Lenovo Chromebook C330の成功を足掛かりに一気にラインアップを充実してきた印象のLenovo。このスピード感はすごい。機を見るに敏、この辺りはやはり海外メーカーという感じがします。

価格や発売日についてはまた分かり次第まとめたいと思います。これから9月新学期、11月のサンクスギビングから12月のクリスマスへと流れていくので各社活発になりそうです。

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ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。他にブログ『初心者による初心者の為のウイスキーの話など。』や『OLD ROOKIE』を運営しています。

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