【特別号】Chromebookの2019年を振り返る ※追記あり

今年はChromebookはいろんな意味で動きのあった一年となりました。年末なので、今年のChromebookの情勢を振り返ってみたいと思います。そう言えばそんなこともあったっけ、という気持ちで見て頂ければと思います。

※ビックカメラに行ってきた話を追記しました。

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日本のChromebook、ブレイク前夜?

今年の最大のニュースと言えば、国内でようやくChromebookが認知され出してきたことでしょうか。大きな要因はアマゾンプライムセールの対象となり、Chromebook特集ページができたことと、ビックカメラ全店でChromebook専門コーナーができたこと。

昨年まではアマゾンのセールイベントにおいては、Chromebookのクの字もなかったのですが、ここへ来て厚遇。それもあってか、アマゾン・ジャパンにおいても正規代理店による販売ページが大幅に増え、かつて幅を利かせていた並行輸入業者の出品が激減。新しいモデルが適正価格で入手できるようになり、購入のハードルが大きく下がったのは間違いありません。

あと、ビックカメラ。明後日東京に用事があるので、覗いてみようと思いますが、Chromebookが置いてあるだけで奇跡だった状況を考えれば、嬉しい限り。今まではヨドバシカメラなんかでも店員さんに「Chromebookってあります?」と聞いても、半笑いで「ないです」という感じだったので、状況の変化を感じます。この点に関しては、後日改めてレポートしたいと欲す。

本ブログ初記事↓

今まで影の薄かったHP、Dell、Lenovoの存在感が増す

Chromebookと言えばAcer、ASUSが先行しており、やはり強かったのですが、今年は国内でも米国勢のHP、DellとLenovoが大きく存在感を増した印象です。

HPは最近多く取り上げられている通り販売攻勢で、本気出してきた感が強い。Lenovoは古くからChromebookを販売しているものの、イマイチヒットに恵まれなかったのですが、アメリカでLenovo C330が大ブレイク。その勢いに乗ってS330、S340と畳みかけてきた印象で、一気にメジャープレイヤー入りした感じがあります。特にLenovo Chromebook S330は日本においても2万円台で入手できるとあって、大きなインパクトを残したのではないかと思います。

Dellですが、私的には一押しのDell Inspiron Chromebookは全く反響もなく、他のブログで特に話題になっている感じもなく、空気になっているのですが(現行の中では最高の名機だと思うのですが。持ってませんけど)、Googleと正式にパートナーシップを組んで Latitude Chromebook Enterpriseシリーズを販売。個人で使う分にはオーバースペックだと思う&個人購入するのが難しいので、敢えて取り上げていませんが、かねてよりChromebookの次の目標(これまでは米文教市場。制圧済み)とされていた「職場」への進出の足掛かりとなりそうです。国内でも展開しているので、これから先が楽しみです。

Chromebookタブレットの存在感が増す

Googleが自社で開発・販売していたタブレット型のPixel Slate。ものすごく良く出来たデバイスですが、割とあっさりとGoogleは手を引いてしまいました。タブレット開発チームも解散したようで、一旦白紙状態に。しばらくGoogleからタブレット型のChromebookが販売されることはないとみられます。

それとは対照的に、タブレット型のAcer Chromebook Tab 10、ASUS Chromebook Tablet CT100PAは、日本で購入できることもあり、なかなか堅調のようです。来年にはLenovoからもタブレット型のChromebook(?)が販売されるようなので、今後もこの流れが続きそうです。

クラムシェル型Chromebookの良さが見直される

昨年くらいまでプレミアムモデルと言えばディスプレイが360度回転するフリップタイプが標準的で、クラムシェル型の存在感が小さくなっていた時期がありましたが、ここのところ、ASUS Chromebook C425、C423やChromebook S330、Pixelbook Goなどのクラムシェル型も、再び盛り返してきた印象です。Googleはかなり前からChrome OSとAndroidとの融合を目指す、と言っていたのですが、昨年辺りからトーンダウン。現状あまり進んでいない印象です。それもあって、今のところあまりフリップタイプにこだわる必要性が無くなってきたのかもしれません。

私もクラムシェル型のChromebookを愛用していますが、特に不便なし。Androidアプリに関しては、Chromebookに標準搭載されているウェブストアのもので大体コト足りるので、あまり使っていません。フリップタイプに対する気持ちはと言うと、最近買い替えたAmazon Kindle Fire HD 8が最高で、私のタブレットの使用目的である「電子書籍を読む」という点がクリアされ、今はクラムシェル型でいいかな、と思うようになっています。先のトピックともつながりますが、今後はタブレットかクラムシェル型か、という二極化に進むのかもしれません。

「Amazon Kindle Fire HD 8」については下記記事を。
Amazon Fire 7 から Amazon Fire HD 8に乗り換えた結果 | 只今、迷走中

モデルの動向

Chromeobookのデザインについてはさほど大きな変化はなく、一部モデルで「テンキー」が搭載されたくらいです。

指紋認証機能もPixelbook Slateに搭載されて以来、続くモデルは今のところありません。期待されていた顔認証機能も空振り。敢えて言うとすればCPUがCeleron N4000辺りが標準になってきたことくらいです。来年も多くのモデルが投入される予定ということなので、引き続き注視したい。

当ブログの状況

今年に入り、新規にChromebookを買う人が増した印象なので、Chromebookガイド 設定や使い方というページを新設。基本操作や初期設定はブログ記事にすると埋もれてしまうので、上部メニューバーにおいてあります。細かいネタもあるので、是非一度目を通していただければと思います。

番外編 このブログから売れたChromebook

ありがたいことに、当ブログのリンクからChromebookを購入してくださる方もいらっしゃる。その中でも売れたモデルについて紹介します。数は伏せますが、通年通して最も売れたのがASUS Chromebook C423NA。洗練されていて軽量のクラムシェル型で、エントリーモデルのスタンダードと言える良モデルです。価格も手ごろで、お勧めのモデル。

時点でLenovo Chromebook C330。後半は勢いが弱まりましたが、前半は結構売れたモデルです。こちらはフリップタイプのスタンダードと言えるモデル。米アマゾンでトップセラーになったこともある良モデルです。

その次はフリップタイプ、プレミアムモデルの大本命、ASUS Chromebook C434。Chromebookで欲しいものが全て詰まったモデル。予算が許せばこれを選んでおければ間違いない、というやつです。

また、それに続いたのがASUS Chromebook C425。若干材質などの違いはあり、クラムシェル型でASUS Chromebook C434の廉価版、という感じがありますが、プレミアムモデルといって差し支えないモデルです。最近は値段も$320程度とお手頃になっており、狙い目です。

そんなに売れたわけではないですが、Lenovo Yoga Chromebook、Dell Chromebook Inspironを購入された猛者たちも。羨ましいです。

2019年総括

もうそんなに進化の伸びしろがないかな、と思っていたChromebookですが、そんなことはなかったです。来年も気になるニュースを中心に続けていきたいと思います。それではみなさん、近いうちに。

*2019.12.30 追記
実際に秋葉原のビックカメラに行ってきました。ですが、年末で客が多く、外国人観光客も多く、店員さんが慌ただしく、息つく暇もなさそうだったので、声をかけるのが憚られて写真は撮りませんでした。ちょっと行った日が悪かったですね。

4Fのパソコンコーナーの奥、スーパーで言えば目玉商品が積まれている一角に、ASUS Chromebook C434が。そのPCが乗っている台(陳列台)もChromebook仕様。Googleフェア、とあり、31日までポイント20%還元の文字が。コーナーを曲がると、Chromebookが列の半分ほどを占めていました。置いてあった機種はASUS C101PA、hp Chromebook x360 14、hp Chromebook x360 12、ASUS Chromebook C204MA、ASUS Chromebook C214MA、ASUS Chromebook 514という構成です。

hpの2機種ですが、液晶もキレイなのですが、それ以上に目を引いたのが白い天板。写真では分かりにくいのですが、セラミック素材(?)で思った以上にキレイな白。真っ白です。白い!そこに光沢のある金属製のロゴがキラッと光ってカッコいいです。全ノートPCの中でもかなり個性的な見た目となっていてインパクトがあります。これは好印象。

本命のASUS Chromebook C434。写真では気付かなかったのですが、ヒンジの部分と、タッチパッドの淵、およびロゴが光沢のある金属製で、写真でみる以上に高級感があります。見た感じは横に広く感じました。重みはまあ普通です。ディスプレイは鮮やかで、軽く触ってみましたが、ページの表示速度やスクロールしたときの感じなどのレスポンスは申し分なし。ストレスなく使えることでしょう。ただ、本当に本体の質が良く、所有欲も満足させてくれるモデルだと感じました。

残りはASUS。ASUS Chromebook C204MA、ASUS Chromebook C214MAはあまり注目していなかったのですが、実際に見てみると意外と高級感があり、カッコいいです。ただ耐久性のあるモデルなので、11.6インチながらずっしりとした重みがあります。あと、液晶の質にかなりの違いがあります。ASUS Chromebook C204MAの方は、見た目からしてTN液晶で、色味も弱く、ちょっと頼りない。非光沢ですが、現段階で考えると古い。ASUS Chromebook C214MAはIPS液晶で、取り敢えず視野角は十分に確保できています。色味もまあまあ。ただ、店内がかなり明るいので、色味がどれくらいキレイなのかがちょっと分かりづらかったです。

現在ビックカメラのオンラインショップでは、通常の電化製品に加えて一部のChromebookがポイント20%還元の歳末セール対象になっています。12月31日まで。
ビックカメラ 歳末セール

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