2019年秋 プチブレイクの兆しを見せる国内Chromebook市場モデルまとめ

ビックカメラがChromebook特設コーナーを設けるなど、かつてない盛り上がりを見せる国内Chromebook市場。さらにアマゾン・ジャパンではセールだったりクーポンが利用できたりと、かなり入手のハードルが低くなっています。

今までは海外から買う方が安かった&英字キーボードにしか興味がなかったのでスルーしていましたが、価格差がモデルによっては小さくなってきたこと、またカナ入力を練習し出したことから興味がわいてきたので、国内販売のChromebookについてまとめようと思います

今回調べてみて判明したのですが、価格・スペック共に海外モデルと異なることが多々あるので、違いにも触れつつ見ていきます。海外モデルについては円決済も可能で、入手のハードルが比較的低い、米アマゾンに出品されているものと比較していきます。米アマゾンでの注文に不安がある方は、以下の記事もご参考に。

始めに断っておきますが、ここではサポートの有無を一切考えず、単純にスペックと価格のみに焦点をあてています。理由はサポートにどれくらいの価値をおくかは人様々で、一概にどうとは言えないからです。私のように全く重要視しない(20年以上PCを使っているものの、サポートの世話になったことがないため)人もいれば、そうでない人もいるでしょう。そこについては読む方の都合に合わせて読んでいただければと思います。

ただ、Chromebookは構造もシンプル。PC故障の7割はHDDによるものと言われますが、ChromebookにHDD機構はなく、ストレージも直付けされた基盤が1個入っているなので、故障は考えにくい。逆に、直付けなために部品の交換も難しそうなので、修理となると基盤交換が濃厚で、修理代も掛かりそうです。それなら新しいのを買えばいいや、と思えるのがChromebookのいいところ。

物理的な故障や水を零したまま放置したりした場合の故障やストレージの経年劣化は別ですが、そもそもこういった故障はサポートの範囲外だと思われますし、経年劣化による寿命より先に自動更新ポリシーが終了することでしょう。

シンプルなOSなので、ソフト面の不具合も考えにくい。多少の不具合はPowerWashで何とかなりますし、最悪USB経由でChrome OSをクリーン・インストールすることも可能です。詳しくはChromebook トラブルシューティングを御覧ください

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Acer Chromebook Spin 512

ディスプレイを回転させ、タブレット的にも使えるフリップタイプモデルのAcer Chromebook Spin 511。今年5月よりアマゾンで取り扱いが始まった、最新モデルです。

CPURAMストレージ
Celeron N41004GB32GB(eMMC)

特徴は米国軍基準のMIL-STD 810G準拠のタフさ。うっかり水やハイボールを零しても330mlまでなら大丈夫です(キーボードに穴が開いていて底から排水される)。また、122 cm の高さの落下試験もクリアとのこと。

スペックは現在(2019年後半)のChromebookではスタンダードという感じの構成です。Windows機で考えると不安のあるスペックですが、さほどマシンパワーの必要ないChromebookでは普通に作業する分には申し分ないスペックです。据え置き、というよりはそのままカバンに放り込んで外に持ち出す、というのがこのモデルの正しい使い方です。

ちなみに、ワコムペン付きのモデルは¥66,744ですが、CPUが少し古いです。Bluetooth規格も5.0でなく、4.0です。

大本命モデル Asus Chromebook Flip C434

プレミアムモデルのAsus Chromebook Flip C434。とりあえず、予算があって迷ったときはこれにしておけば、間違いないと思います

ASUS Chromebook Flip C434

CPURAMストレージ
Intel Core m3-8100Y4GB32GB(eMMC)

14インチのタッチ対応フルHDカラー液晶(1,920×1,080ドット)、CPUにを搭載。そして、ディスプレイが回転フリップタイプ。これでお値段¥72,000程度です。

ただ、海外モデルが同じ構成+ストレージ64GBで$529.00+送料程度ですので、海外モデルの方がお得です。日本語キーボードにこだわるなら国内モデルもありですが、アンドロイドアプリはSDカードにインストールすることが出来ません。アプリを使いまくる方は、素直に海外モデルにした方がいいような気もします。

ちなみに、このモデルにはRAM 8GBの上位モデルが存在しています。ストレージは64G海外版と同じですが、日本版はCPUがCore i5-8200Yで値段が約10万円。海外モデルはIntel Core m3-8100Yで$559.00+送料。Core m3-8100Yでも十分なスペックなので、敢えてCore i5-8200Yモデルに10万円も払うことはないと思います。

海外モデルはエントリーモデル、上位モデルともに下のリンクから。少し安いものがありますが、そちらはRenewed、つまり中古ですし、価格もあまり変わらないので、下記リンクから辿る方が安全です。


Lenovo Chromebook S330

Lenovo Chromebook S330C330と名前が紛らわしいですが、Lenovo Chromebook S330は14インチクラムシェル型です。

CPURAMストレージ
MediaTek MT81734GB64GB(eMMC)

そこまでパワフルという訳ではないですが、新しいモデルなので、問題ないです。ストレージ容量は大きいので、安心です。

14インチですが、薄さ約20.8mm、軽さ約1.5kg。日本販売モデルは、解像度1366×768のものと、解像度1920×1080のもの(ともにTN液晶)がありますが、価格差が¥6000程度なので、このモデルにするなら後者を選んだ方がいいです。それでも4万円を切るという、14インチ型としては破格の値段です。

米アマゾンの販売価格は約$269で送料を考えるとあまり差がないので、国内販売モデルで良いと思います。こちらのモデルは国内販売モデルでも英字キーボード搭載です。

HP Chromebook x360 14

HPのハイエンドモデル、HP Chromebook x360 14。14.0インチフリップタイプ、フル液晶のIPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色)を搭載し、CPU Core i3-8130U /メモリ 8GB/ストレージ 64GBというハイスペックモデル。バックライトキーボードもついています。スピーカーはHPモデルでお馴染みの、B&O製。バッテリー持続時間は13時間半。

HP-x360
HP-x360

英字キーボードですが、現在海外モデルが入手困難なので、国内販売モデル一択となります。また、Core i5-8250Uを備えた上位モデルも存在。

価格がそれぞれ¥64,676、¥72,824なのですが、今なら¥5,000、¥8,000のクーポンが付いており、千載一遇の大チャンス。Chromebookとしては最上位に入る部類ですが、値段を考えるとコストパフォーマンスは最高です。

Acer Chromebook Spin 13

Acerのハイエンドシリーズ、Acer Chromebook Spinですが、日米モデルでかなりの違いがあり、ややこしい。「13」といいつつ15.6インチモデルと13.5インチモデルがあるのがまずややこしいですが、日米モデルをディスプレイサイズごとに比較しながら見ていきます。

Acer Chromebook SpinCB715-1WT-A38P/E(国内モデル)CP315-1H-P4VG(海外モデル)
ディスプレイ15.6インチ フルHD (1920 x 1080) IPSタッチ対応
CPUCore i3-8130UPentium N4200
RAM8GB4GB
ストレージ64GB
価格¥81,277$442.22 + $73.98(送料)

もっとも、スペック自体かなり違うので、どちらがいいとは言い難い。写真を見る限りでは国内販売モデルも英字キーボードのようです。米アマゾンモデルにはキーボードのバックライトが搭載されているので、国内販売モデルにもついていると考えていいと思います。ただ、

次に、13.5インチモデルを見てみます。

Acer Chromebook Spin 13CP713-1WN-A38PCP713-1WN-A58PCP713-1WN-53NF
ディスプレイサイズ13.5インチ 2K(2256×1504) タッチ対応
CPUCore i3-8130UCore i5 8250U,
RAM8GB
ストレージ64GB128GB
価格¥106,223¥111,833$724.90 + $74.99(約¥85,783)

Core i5モデルの比較では、海外モデルの方が¥26,000程安いという結果に。これだけ差があると海外モデルが有力な選択肢になります。

2019.11.18 追記
現在Black Fridayが迫っている影響で、CP713-1WN-53NFの価格が$599.99まで下がっています。2KディスプレイのCore i5モデルでこの価格は破格。Black Friday終了後は元に戻る可能性が大きいため、狙うなら今です。


ASUS Chromebook C214

ASUSからも耐久型フリップタイプが発売されていますが、国内販売のものは一世代古いASUS Chromebook C213が混じっているので、注意が必要です。型がしめす通り、ASUS Chromebook C214の方が新しいため選ぶならこちらです。

主な違いはCPUで、Celeron 3350からN4000へとアップグレードされています。あとはRAM 4GB、ストレージ32GBと標準的。スペックの割に価格が高いのは、フリップタイプの高耐久モデルだからです。

アマゾンでもASUS C214が¥65,000程度で販売されていますが、ASUS公式ストアの方が¥48800と安いです。それでも米アマゾンではASUS C214が$350程度なので、値段を考えれば海外モデルとなります。


まとめ

なお、アマゾン・ジャパンには2万円程度の安価なChromebookもちらほらありますが、基本的にCPUがCeleron N3060以前のもの(Dell Chromebook 3180など)は避けましょう。RAM2GBのものは、現状では論外です。

というのも、Chromebookには自動アップデート期間というものが設けられており、古いモデルはそれだけ使える期間が短くなります。サポート期間については下記リンクで確認可能です。

Chromebook自動更新ポリシー

現在過去記事を全体的にリライト中です。よければ過去記事もご覧ください。目次 | Chrome通信