新・Chromebookの選び方とおすすめモデル 2020
※前回書いた記事、Chromebookの選び方とおすすめモデル 2020ですが、調べているうちに魅力的なモデルが次々と見つかり、気づけば18モデルも紹介することになりました。そこで前回の記事は「Chromebooの選び方と米アマゾンで販売されているモデル 2020」と改め、今回はモデルを絞って書きたいと思います。もう「これがおすすめ」系記事はお腹いっぱいやねん、という方はスルーしてください。
昨年Chromebookの選び方とおすすめモデル 2019という記事を書きましたが、情報が古くなってきたので、改めて2020年版を書いてみます。
なお、下記モデルについては執筆当時日本直送であることを確認していますが、現在コロナの影響で品切れ続出&日本への発送が不可に※。SpearnetやPlanet Expressなど、アメリカからの転送サービスは通常営業しているので、現在はこういったサービスを利用することになります。
Lenovo Chromebook C330 フリップタイプならこれがお勧め
私がお勧め系記事を書くときに必ず名前を出すLenovo Chromebook C330。
CPU | RAM | ストレージ |
Mediatech MT8173c | 4GB(LPDDR3) | 32GB/64GB(eMMC) |
11.6インチ(解像度1366×768)の回転式ディスプレイを備えたフリップタイプのモデル。ストレージは32GB版と64GB版モデルがありますが、価格差が僅か$6以下なので、買うならストレージ64GBモデル一択。フリップタイプのChromebookが$240とまず間違いのない選択となっています。
何度も言ってますが、米アマゾンにて売上No.1に輝いた大ヒットモデルで実績は十分。間違いなく昨年一番売れたChromeobookだと思いますが、アマゾン・ジャパンにあるのは並行輸入品のみ。
米アマゾンではレビュー件数1,900程で平均評価が4.4です。やはり$300以下でコンバーティブル、タッチ対応という点はインパクトが大きかった模様です。自動更新ポリシーは2025年6月まで。
なお、もう少し予算に余裕があれば上位互換のLenovo Chromebook C340もいいと思います。サンドピンク版は$319です。
堅牢なフリップタイプ Asus Chromebook Flip C214
米国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠したテストをクリアした高い堅牢性を持つモデル。周囲を耐衝撃ゴムバンパーで保護することにより120cmからの落下耐性、30㎏の耐荷重性の他、ヒンジやポートの耐久テストなどをクリアしたモデルです。キーボードは防滴仕様で、何の気兼ねもなく使えるモデルです。
CPU | RAM | ストレージ |
Celeron N4000 | 4GB(LPDDR4) | 32GB(eMMC) |
ディスプレイは解像度1366 x 768の11.6インチですが、CPUにCeleron N4000を採用し、そこそこの性能を有するモデル。フリップタイプでタッチ対応、さらに本体収納型スタイラスペンを備えます。重量は1.17kgと堅牢モデルにしては軽量の部類。
アマゾンジャパンにもASUS Chromebook Flip C214が販売されていますが、お値段¥68,539と高めです。ASUS Chromebook Flip C213はChromebook Flip C214の下位互換版で、CPUがCeleron N3350と古め。価格が若干安いですが(¥47,800)、今特に選ぶ理由はありません。
自動更新ポリシーは2026年6月まで。
14インチのプレミアムコンバーティブル、ASUS Chromeobook C434TA
ASUSのフラッグシップChromebook、ASUS Chromeobook C434TA。これも拙ブログお馴染みのモデルですが、やはり客観的にみて外せないモデルです。

CPU | RAM | ストレージ |
Intel Core m3-8100Y | 8GB(LPDDR3) | 64GB(eMMC) |
14インチ・解像度1920×1080の狭額縁ディスプレイを搭載。コンバーティブルでタッチ対応。スペックは申し分なく、バックライトキーボードを搭載しています。アルミ合金製で質感も高いです。
これよりも高スペックのモデルもありますが、これ以上のモデルはオーバースペック気味でどちらかといとマニア向け。一般向けには、この辺りが価格を含め、ハイエンドモデルとしてはちょうど良い。
予算が潤沢であればコレでいいかと思います。間違いありません。自動更新ポリシーは2026年6月まで。
ASUS Chromebook 425
ASUS Chromeobook C434TAをクラムシェルタイプにした感じのASUS Chromebook 425。ヒンジがなくなっただけでなく、本体一部を合成樹脂にするなどしてコストダウンしたモデルです。

CPU | RAM | ストレージ |
Intel Core m3-8100Y | 4GB(LPDDR3) | 128GB(eMMC) |
クラムシェルの中では最高クラスのスペック。価格も$370程度と控えめなのですが、難点は入手困難である点。米アマゾンの場合、再入荷してもすぐに売り切れてしまいます。
HP Chromebook x360
14インチフリップタイプであればHP Chromebook x360もおすすめ。
CPU | RAM | ストレージ |
Core i3-8130U | 8GB(DDR4) | 64GB(eMMC) |
スペックはASUS Chromeobook C434TAと似ており、14インチ/解像度1920×1080のコンバーティブルディスプレイにCPU Core i3-8130Uを積みつつお値段$433程度と、お買い得のモデルになっています。バックライトキーボードもしっかり搭載。自動更新ポリシーは2026年6月まで。
フルサイズのお手頃Chromebook Acer Chromebook 315
低予算の15.6インチということであれば、お勧めしたいのがAcer Chromebook 315。

CPU | RAM | ストレージ |
A4-9120C | 4GB(DDR4) | 32GB(eMMC) |
15.6インチのフルHDディスプレイ(1920×1080)を備えつつ、価格が$210程度という非常に高いコストパフォーマンスを誇るモデルです。さらにバックライトキーボードを搭載。見た目がスタイリッシュです。自動更新ポリシーも2026年6月までと余裕があります。
*A4-9120CはPassMarkのベンチマーク1,949で、Intel Celeron 3865Uと同等程度。同じくエントリーモデルによく搭載されているCeleron N4000で1,429、Celeron N4100で2,268なので、この辺りのスペックとみて問題ないと思います。
なお、米アマゾンに下記リンクのものより$10高く、かつディスプレイ解像度が1366 x 768の者がまじっています。ご注意ください。
在庫残り3つ
もう少し予算に予定があれば HP Chromebook 15-de0517wm
大画面が良い方で、もう少し予算がある場合におすすめなのがHP Chromebook 15-de0517wm。

CPU | RAM | ストレージ |
Core i3-8130U | 4GB(DDR4) | 128GB(eMMC) |
ディスプレイは15.6インチのフルHDディスプレイ(1920×1080)。お値段$360程になりますが、CPUにIntel Core i3-8130Uを採用し、ストレージ 128GB eMMCと余裕のある構成です。また、Chromeobookの中では数少ないテンキーを搭載したモデルでもあります。作業用として使うのであれば最適なモデルになっていると思います。
スピーカーはHPのChromebook伝統のB&O製。バックライトキーボードを搭載しています。自動更新ポリシーは2025年6月まで。
*似たようなモデルAcer Chromebook 715もお勧めですが、手困難。再入荷したら告知します。
Lenovo Chromebook S340-15
やや人を選ぶカテゴリになりますが、15.6インチのフリップタイプとしておすすめなのがLenovo Chromebook S340-15。
CPU | RAM | ストレージ |
Core i3-8130U | 4GB(DDR4) | 64GB(SSD) |
15.6インチのフルHDディスプレイを採用したモデルは他にもあるのですが、その中では最も新しく、値段も安めです。自動更新ポリシーは2025年6月まで。
まとめ
中身は全部同じChrome OSなので、モデルによって出来ることと出来ないことがあるわけではありません。その意味では、どれを選んでも正解です。ただ、上記挙げたモデルは人気機種で、在庫数がかなり少ないものもあります。これ以上の値下がりはほとんど期待できません。気になる方は思い切った方がよいと思います。
なお、本ブログではChromebookの使い方なども解説しています。もしChromebookを購入されたあかつきには、下記記事もよろしくお願いいたします。
ここに挙げたモデル以外も知りたい、という方は下記記事をご覧ください。