希少価値高めの白いHP Chromebook 14はフル液晶かつAMD製APUを搭載
Chromebookに限らず白いノートPCは数少ないですが、現状白いChromebookとなると、大ヒットモデルのLenovo Chromebook C330が現実的。
そんななか、HP Chromebook 14が結構尖っているので、気になって調べてみました。
白いHP Chromebook 14は割と特徴的
見た目は昔から変わっていないHP Chromebook 14ですが、中身が結構個性的。
まず、CPUにAMD製A4-9120を搭載。デュアルコアでベースクロック1.6GHz(最大2.4GHz)。AMDのAシリーズは昔からあるロングセラーなのですが、Ryzenの大ブレイクによりすっかり忘れ去られた感じの悲しきAPU。Passmarkのベンチマークによると、スコアが1,957。Celeron N4100(2,276)には少し及ばないものの、Celeron N3450(1,844)よりは良いという感じです。
グラフィック性能でIntelに勝ると言われるAMDのAPUですが、A4-9120の内蔵グラフィックはRadeon R3で、ベンチマークを調べた限りではIntel Celeron N4100の内臓グラフィックUHD 600とほどんど変わらない(わずかにAMDが上)ので、過度な期待は禁物です。まあChromebookを使う上では問題なさそうです。RAMは4GB(DDR4-1866 SDRAM)、ストレージは32GBと十分。
液晶はフルHD
ディスプレイは14インチのIPSフルHD(1,920 x 1,080)でアンチグレア。hpではおなじみのB&O(バング&オルフセン)製のスピーカーを搭載。その他、左・右のどちらにもUSB Type-C 3.1とUSB 2.0を搭載。
HDMIポートはありませんが、Type-Cが2つあるので、ディスプレイにつなぎつつ充電するという使い方も可能。右にはその他、SDカードリーダーとイヤホンジャックを搭載。
サイズ33.7×22.7×1.83cm、重さ1.54 kgで、14インチとしては可もなく不可もなく、という感じです。バッテリー持続時間は約8.5時間。気になるお値段ですが、$299から値下げして、2019年8月7日時点で$220。
14インチフル液晶でこの価格は破格といっていいでしょう。
カラーバリエーションでブルーとグレイもあるのですが、これらについては日本への直送に対応していません。自動更新ポリシーは2023年11月まで。
HP Chromebook 14
HP Chromebook 14 まとめ
2019年発売のモデルなので、Linuxアプリが利用可能です。アンチグレアの大画面なので、据え置きにしてじっくり作業する方に向いている良モデルです。
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