子供向けのGoogleアカウント作成方法とChromebookで保護者が制限できること

※お子様用にChromebookをお考えの方向けの記事になります。

Chromebookはもともと小学校~高校くらいをメインターゲットに開発されたという経緯があるので、小学生でも使えるシンプルなUIとなっています。Lenovo Ideapad Duet Chromebookを始め、子供が使用するPCとして好適なモデルも多く、お子様用にChromebookをお考えの方もいると思います。ただ、よからぬサイトを見たりといった心配事もあると思いますので、今回は子供用Googleアカウントの作成方法から「保護者による制限」の設定項目などを取り上げてみたいと思います。

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Chromebookは何齢から使えるか

Chromebookはログイン時にGoogleアカウントのパスワードを入力する必要があります(Smart Lockを使えば別ですが、別途Androidスマートフォンが必要になります)。

iPadの場合は4/6桁の数字入力で開くので、未就学児でも問題はありませんが、パスワードとなると未就学児の場合はまず無理と思われます。従って、パスワード入力が出来るかどうかがChromebookが使えるかどうかの基準になります。ローマ字が判別できない年齢だと無理です。大体小学校では3年生くらいで学ぶそうです。

パスワード入力が不要のゲストモードを使う方法もあります。これについては後述。

私も4人の子供がいますが、アメリカに倣って息子・娘が小学校3年生になったタイミングでローマ字入力表を手渡すと同時にタイピングの課題(「牛丼」と打てるか等)を課し、クリア出来たら買うということにしています。小学校3年生以上であれば、子供は学習が速いので、すぐに出来るようになると思います。お子様にChromebookを、と考えている方は同じように課題を課してみるのもいいかも知れません。

ログインさえ出来れば、使い方は特に問題ありません。iPadとChrome OSではUIが違いますが、Chrome OSも直観的に使用可能だと思います。

子供用のGoogleアカウントについて

子供用Googleアカウントの話ですが、「保護者による使用制限」を設定するには、大きく分けて2通りのやり方があります。1つ目は子供専用のGoogleアカウントを作る方法、2つ目は家族用Googleアカウントなどを作成して、そのアカウントに保護者による使用制限を設ける方法です。前者の方が制限が強いのですが、YouTubeが使えず、YouTube Kidsになるという仕様になっています。後者の場合はその制限がありませんが、そのアカウントを使う人全員で履歴などが共有されます。

それぞれ見ていきます。

子供専用のGoogleアカウントを作る方法

Googleアカウントは13歳以下の場合、親の承認(親のGoogleアカウントの入力)が必要です。その他は特に大人の場合と変わりません。

Googleアカウントの作成方法ですが、新品のChromebookの場合は初期設定時に作成しても良いですし、一旦親のアカウントでログインした後、ユーザー(子供用アカウント)を追加してもよいです。ユーザーの追加方法は、ログイン画面の左下の[ユーザーの追加]アイコンをクリックします。↓の画像はログイン画面でディスプレイ左下を撮影したものですが、ここに「ユーザーを追加」とあります。

あとは子供の情報を入力しながら、手順に沿って進めていきます(この時点ではスクショがとれず画面が汚くスミマセン)。

家族用Googleアカウントを作成し、制限をかける方法

まずはログイン画面で[ユーザーの追加]をクリックし、手順に沿って家族用のGoogleアカウントを作成します。

保護者による使用制限の設定方法ですが、作った家族用アカウントでログインし、右下のタスクトレイから歯車アイコンを選択し、設定画面を出します。

ブラウザの設定ではなく、タスクトレイから設定を開きます。2つとも一見同じに見えますが、設定できる項目が違います。

左の[ユーザー]とあるところをクリックするかスクロールダウンして、「保護者による使用制限]の項目の設定ボタンをクリックします。↓

手順に従い、設定していきます。以下、実際に設定できる項目をもう少し詳しく見ていきます。

保護者による使用制限で管理できる内容

保護者による使用制限はGoogle Familyアプリから設定をしていきます。Google Familyは親のアカウントでログインします。Google Familyの保護者による設定には以下の項目があります。

それぞれ簡単に触れていきます。

Google Playでの使用制限

ここではアプリや映画、音楽、書籍に関する設定が可能です。ただ、Google Play関連のものに限られます。

アプリとゲームの購入に親の承認を必要とするかどうかの設定です。

アプリ・ゲームと映画については年齢制限を設定可能です。

書籍・音楽については[露骨な内容を表示しない]のスライドボタンがあります。[露骨な内容]は英語でいう[explicit]の苦肉の翻訳。暴力や性的な内容を含むものという理解でよいです。

Chromeでのウェブサイト 設定項目

ブラウジングの設定です。設定項目は

・すべて許可
・成人向けサイトを可能な限りブロック
・特定のサイトのみを許可

の3つ。

[成人向けサイトを可能な限りブロック]を選び、さらにホワイトリスト・ブラックリストを設定することが可能です。

その他は

Googleアシスタント向けアプリ

Googleアシスタントを使ったアプリの使用を許可するかどうか

Google検索のフィルタ

セーフサーチのオン・オフ

Androidアプリ

現在インストールされているアプリを許可またはブロックできます。

もっと見る

[もっと見る]の項目ではログインしたときに通知が来たりGoogleフォトで写真を共有できる設定にしたり出来ます。[利用時間の上限]に関しては[無効にする]設定のみ利用可能という謎仕様。

以上の設定は「Google Family」のアプリ、またはウェブサービスで設定が可能です。子供用アカウントを作成した後は、実際に試してみるとよいでしょう。

Families – Google

YouTubeについて

子供用Googleアカウントでログインした場合、YouTubeが使用不可能です。Google Playストアからのインストールができず、ブラウザからアクセスするのも不可。ホワイトリストに追加したりと色々試しましたが、無理でした。

代わりにYouTube Kidsという子供向けのサービスを使用することになります。これは視聴者(=子供)の年齢に応じて見れる動画が決まるというもの。

百聞は一見に如かず、実際のウェブ版YouTube Kidを試してみて見たい動画があるかどうか、判断すると良いと思います。親のアカウントでのログインし、子供のプロフィールを設定可能ですが、試すだけの場合はその手順をスキップしても大丈夫です。

Hikakinなどは見れるようです。

YouTubeを見る方法

どうしても見たい動画がYouTube Kidsにない場合、YouTubeを見る方法は2つ。1つは家族用Googleアカウントを使用する方法、もう1つはゲストモードを使う方法です。ゲストモードを使う場合はYouTubeのアイコンがないので、ブラウザからアクセスする必要があります。履歴なども残らないので、あまり便利ではないかも。

ゲストモードを使用不可にする設定

TverやAbema TVを見たりちょっとしたレシピを調べたりするときに役立つゲストモードですが、子供に使わせる場合は、ゲストモードを使用されると保護者による制限が効きません。なので、子供用のChromebookは、ゲストモードの使用をオフに設定しておくのが吉。

デスクトップ画面右下のタスクトレイから設定を開き、ユーザー項目の中に、[ゲストのブラウジングを許可する]という項目があります。ここをスライドオフすると、ゲストモードが使用不可になります。

まとめ

タイピングなどは速いうちに学ぶに越したことはないですし、最近はブラウザベースでプログラミングを学習できるサイトも多く、必須化されたプログラミング学習も可能です。フロントウェブカメラも付いているのでZoomも使用可能。子供向けのPCをお探しなら、Chromebook、一考の価値ありです。

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