Lenovo Chromebook S330が米アマゾンで販売中~Lenovo Chromebook C330との比較
Lenovo Chromebookが米アマゾンで販売中。ネーミングから察するに、大ヒットモデルLenovo Chromebook C330の兄弟機といったところ。
ぱっと見た感じでは14インチなのに$200台、さらにC330と同じようなネーミングなのでフリップタイプか、と思いこみとんでもないモデルかと思ったのですが、よくよく見るとかなりハードウェア構成が違っていたので比較してみます。
Lenovo S330とLenovo C330の違い
Lenovo Chromebook C330がコンバーティブルモデルということで、てっきりLenovo S330もそうだと思ったのですが、こちらはクラムシェルモデルだそうです。
ただ、良い点もあり、上位モデルはフル液晶(1920×1080)の14インチのディスプレイにストレージ64GBという構成で、なんと$267。下位モデルは解像度(1376 x 768)の14インチディスプレイに32GBという構成で、$205となっています。ともに日本への発送に対応しています。
※現在は上位モデルのみ販売中ですが、下位モデルが紛れている可能性もありますのでご注意ください。下位モデルは解像度が(1376 x 768)でストレージが32GBです。
なおプロセッサはMediaTek MTK8173CでRAM 4GB。
- 2万円台でこのクオリティです。
ポートはUSB 3.1 Type-Cが両サイドに各一つ、左側面にUSB 3.0 Type-A、HDMIポート、マイクロSDカードリーダーがあります。
HDMIポートはUSB-Cの登場で最近姿を消していたのですが、復活させるモデルが増えている印象です。あるに越したことはありませんね。
重量ですが、約1.49kgと、14インチとしては許容範囲内。薄さは2cm。職場での使用を想定しているようで、落ち着きのあるデザインに仕上がっています。
ASUS Chromebook C423との比較
スペック的にライバルとなりそうなのが、ASUS Chromebook C423。
こちらも14インチモデルなのですがデザインは洗練され、Lenovoよりポップな印象。ASUS Chromebook C423も2モデルあり、下位版がディスプレイ解像度1366×768で$239、上位版がフル液晶で$251。
ASUS Chromebook C423については上位版一択でしょうね。さらに薄さが16mmを切り、重さも約1.25kgと、Lenovo S330と比較すると、かなり軽量な仕上がりになっています。
こう書くとLenovo Chromebook S330の分が悪そうですが、Lenovo Chromebook S330のアドバンテージは、まず下位モデルでは$30ほど安い。それにつきます。さらに、上位版については、ストレージが64GBである点。ASUS Chromebook C423は上位版でもストレージが32GBです。
また、Lenovoはタイピングフィーリングの良さに定評があるので、とにかく作業メインでヘビーユースするのであれば、64GBというストレージも相まって一定のアドバンテージがありそうです。特に、企業は見た目や重量云々より、性能を重要視するため、ここに重きを置いたという印象があります。
まとめ
14インチの安価なモデルというとASUS、Acerの一騎打ちという形でしたが、ここにLenovoが参戦してきた形。ここのところ、Lenovoは沈黙していた時期もあったのですが、またChromebook市場で活発に活動していますね。一方hp、DELLは高級路線。各社個性があり、面白いです。引き続き注視したい。
2019.7.15
Lenovo Chromebook S330は2019年6月25日、日本でも販売が開始しましたが、現在アマゾンPrime Dayセール対象商品ということで、割引中です。火曜日まで。価格差¥4,000の2つのモデルがありますが、上位モデルはフル液晶かつストレージが64GBなので、そちらを選ぶとよいです。
現在過去記事を全体的にリライト中です。よければ過去記事もご覧ください。目次 | Chrome通信
- 前の記事
Googleの新ゲームストリーミング・プラットフォーム「Stadia」はChromebookでも利用可能 2019.03.20
- 次の記事
【動画】Dell Inspiron Chromebookがついに米アマゾンへ!日本直送対応 2019.04.06
コメントを書く