レノボジャパンの公式サイトに新しい2-in-1のChromebook「IdeaPad Duet 370 Chromebook」が登場しました。大ヒットモデル「IdeaPad Duet Chromebook」の後継機版という印象です。前モデルもまだ販売中ですが、新しいモデルがどのように違うのか、探ってみたいと思います。
結論から言うと着実に進化しており、内容は申し分なし。ヒットするかは価格次第という印象です。
IdeaPad Duet 370 Chromebook スペック
「IdeaPad Duet Chromebook」と比較してスペックを見てみます。
モデル | ||
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ディスプレイ | ||
CPU | ||
RAM | ||
ストレージ | ||
インターフェース | ||
キーボード | ||
キーボード+カバー装着時サイズ | ||
本体重量 | ||
キーボード+カバー装着時重量 | ||
バッテリ駆動時間 | ||
参考価格 |
大きな変更点は主に4つ。
- ディスプレイが10.1インチ→10.95インチへサイズアップ
- Qualcomm® Snapdragon™ 7c Gen2を搭載
- USB Type-Cが3.1 Gen1になり、ポートも1つから2つへ
- Lenovo USIペンが付属
CPUとしてMediaTek Helio P60TからQualcomm® Snapdragon™ 7cへ変更し、パワーアップを果たしています。
ディスプレイサイズはおよそ11インチへサイズアップし、解像度もそれに伴って若干アップ。解像度から横幅が伸びたことが分かります。
本体重量もそれに伴って約67gアップしていますが、その代わりにバッテリーライフが2時間伸びて12時間になりました。この部分はSnapdragonの恩恵を受けているのかも知れません。ただ、カバー装着時の重量増はわずか26gに留まっており、カバーとキックスタンドが軽量化しています。アダプタもコードを含め約60gと非常に軽量です。
また、1つだったUSB Type-Cポートが2つになって、外部出力と充電が同時に出来るようになり、かなり扱いやすくなったと思います。規格も2.0から3.1 Gen1とグレードアップしています。細かいですが、Bluetoothの規格も4.1から5.1へバージョンアップ。
さらに、仕様書によると定価4,400円のLenovo純正USIペンが付属、キックスタンド部分に専用のペンホルダーが付いています。
Lenovo USIペンは、キックスタンド付きマグネットカバーにはペンホルダーを備え、ペンを紛失してしまう心配がありません。すばやくペアリングされ、実際のペンと同じように描画することができ、自然な角度のブラシストロークのためのチルトサポートや、高速アップリンクのための低レイテンシーも備えています。
レノボ公式サイト
Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook 公式サイト情報 まとめ
Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebookは7月2日より販売を開始、価格は6万2480円とのことです。現在販売中のIdeaPad Duet Chromebookは4万2000円ほどですが、これにUSIペンが加わり、全体的にグレードアップしたことを考えると妥当な価格です。
見た目は高級感もあり、ヒットの予感が漂うモデルです。事態を注視したい。


