以前紹介したLenovo製のChromebookLenovo Chromebook Flex 550i が米アマゾンにて販売中です。13.3インチのディスプレイを備えたコンバーティブルタイプのChromebookです。
販売中のモデルは第10世代Core i3を搭載しつつも価格が$409と、非常に魅力的なモデルに仕上がっていると判明。今後のLenovo Chromebookの主力となりそうなので、特徴・スペック等改めて見ておきたいと思います。
Lenovo Chromebook Flex 5の特徴

以前お伝えした情報と異なる点としては、まずバックライトキーボードである点。また、スタイラスペン付属という情報がありましたが、別売りのLenovo Digital Penに対応する、とのことです。
現在米アマゾンで販売中のLenovo Chromebook Flex 5のスペックは以下の通り。
モデル | Lenovo Chromebook Flex 5 |
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ディスプレイサイズ | 13.3インチ(1920×1080) |
タイプ | コンバーティブル |
ディスプレイ仕様 | タッチ対応 IPS 300ニッツ |
CPU | 第10世代 Intel Core i3-10110U |
RAM | 4 GB DDR4 |
ストレージ | 64GB SSD |
インターフェース | microSDカード USB Type-C(3.1) x2 USB Type-A (3.1) x1 イヤホンジャック |
その他 | 防滴仕様バックライトキーボード Wifi 6 |
重量 | 約1.35kg |
バッテリ駆動時間 | 10時間 |
参考価格 | $409 (2020.5.25) |
第10世代Core i3を搭載したコンバーティブルタイプというミドルレンジモデルです。ディスプレイは輝度300ニトのIPS液晶(1920x1080)と明るさは十分。バックライト付き防滴キーボードは個人的に非常に高ポイント。
防滴キーボードについてはガセネタだったようです。
超狭額縁という訳ではありませんが、そこそこ狭いベゼル。厚みは約1.7㎝とめちゃくちゃ薄いというわけではありませんが、そんなにでかいわけでもない。重量はおよそ1.35kgとこれまた標準的。
合金製ですが、一部プラスチックも使用されているとのことで、外観は現在のChromebookの標準から言うと可もなく不可もなくといった感じです。
ただその分価格が$409と非常に魅力的なものとなっています。現状コンバーティブルタイプのモデルは11.6インチクラスの教育向けモデルか$450以上の14/15.6インチのプレミアムモデルしかありませんが、そのどちらでもないところを狙ってきたモデルということになります。
$450以上と書きましたがこれは現時点での話で、例えば現在販売中の「Dell Inspiron Chromebook」も登場時は$599。ASUSのC436も確か$600を超えていたと思いますが、そのくらいの値段になると、やはり初めて買う方はなかなか手を出しずらい。
その点、今回のLenovo Chromebook Flex 5は発売時の価格が$409でそのうち価格も少し下がると思いますので、初めての方でもそんなに抵抗なく買えるのではないかと思います。
インターフェースはUSB Type-C x 2、USB Type-A x1、イヤホンジャック、マイクロSDカードスロットと盤石。Wifi 6を搭載し、バッテリ持続時間は10時間とのことです。
まとめ
外観はプレミアムという感じがあまりしないのですが、フリップタイプで300ニトのIPS液晶(1920x1080)、第10世代Core i3、バックライト付きキーボードを備えながら$409とコスパ最高のモデルに仕上がっていると思います。
なお、存在が確認されているCore i5モデルのほか、Core i7モデルも存在するとの話も。ただ、そうなると値段が気になるところ。最新Core i3搭載のコンバーティブルで$409という点が魅力なのでCore i5モデルやCore i7モデルが魅力的かどうかは、また別の話。価格的にASUS C436などと競合してしまうと、やはりそちらの方が魅力的になると思います。個人的にはCore i3・RAM 4GBで十分かな、という感じです。
※現在は国内でも販売中です。