Lenovoが公式サイトで3機種のChromebookを発表しました。
- 14.0インチ「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」
- 11.6インチ「Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook」
- 13.3インチ「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」
クラムシェルタイプ・コンバーチブルタイプが入り混じった構成です。
既にIdeaPad Flex(360 550i)やSlim(350i)は世に出ていますが、それらを強化する形。旧モデルとも比較しながらそれぞれのモデルを見ていきたいと思います。
特にLenovo IdeaPad Slim 560i ChromebookはChromebookとしては初となるライトバーバッテリインジケーターを搭載しています。
Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook
「Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebook」は14インチのディスプレイを搭載したクラムシェルタイプのChromebookです。Lenovo製Chromebookとしては「Lenovo Chromebook S330」以来初のモデルです。 Lenovo Chromebook S330は2019年6月発売と旬を過ぎたので、新たにこの売れ筋を強化してきた感じです。
そんなLenovo IdeaPad Slim 560i Chromebookですが、非常に魅力的なモデルに仕上がっています。
正面からの画像しかないのですが、かなりシックな装いとなっています。さらに本体部分には ライトの長さと色でバッテリー残量を表示するライトバーインジケーターを採用。
スペックは
- ディスプレイ:14.0型 FHD IPS液晶(1920×1080ドット)、マルチタッチ対応(10点)
- プロセッサー:Intel® Core™ i5-1135G7/Pentium® Gold 7505
- メモリ:8GB / 4GB
- ストレージ:256GB M.2 SSD / 128GB M.2 SSD
- インターフェース:USB 3.0 Type-C×2、USB 3.0 Type-A、microSDメディアカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- 本体寸法:約324×221.3×16.6mm
- 本体質量:約1.49kg
- バッテリー駆動時間:最大約10時間 ※
- 販売価格:オープン価格(販売想定価格:68,200円(税込)前後より)
と2パターンでの販売。上位モデルはIntel® Core™ i5-1135G7を採用するプレミアムモデルに仕上がっています。その他の特徴としては
- タッチ操作に対応
- バックライト付きのキーボード
- キーボード両脇にWaves MaxxAudio搭載スピーカーを配置
- ライトの長さと色でバッテリー残量を表示するライトバーインジケーターを採用
- カメラには物理的なカバーのプライバシーシャッターを備える
と機能が盛りだくさん。特にライトの長さと色でバッテリー残量を表示するライトバーインジケーターはChromebook初の試みで非常に楽しみです。
現在は発売を開始しています。
Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook
「Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebook」は11.6インチのディスプレイを搭載したクラムシェルタイプのChromebookです。
Lenovo IdeaPad Flex 360i Chromebookの外観ですが、 Lenovo IdeaPad Flex 360 Chromebookとほとんど同じ。サイズや重さを良く見比べると若干の違いがありますが、体感上の違いはないと思います。
スペックを比較するとこんな感じです。
モデル | ||
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ディスプレイ | ||
タイプ | ||
タッチ対応 | ||
CPU | ||
RAM | ||
ストレージ | ||
インターフェース | USB Type-A(2.0) x1 microSDカード イヤホンジャック | USB Type-A(3.0) x2 HDMI microSDカード イヤホンジャック |
サイズ | ||
重量 | ||
バッテリ駆動時間 | ||
参考価格 |
価格は2021.11.30時点でのアマゾンの価格を参考にしています。
似たような見た目のモデルですが、中身を見るとかなりの違いがあります。ポイントは大きく3つ。
- Mediatek 8183CからIntel Celeron N4500へ変更
- それに伴いバッテリ駆動時間が減少
- インターフェースが大幅に強化
新型となるLenovo IdeaPad Flex 360i ChromebookではCPUにIntel N4500を採用することにより性能が大幅に底上げされています。ただ、その代償としてバッテリ駆動時間が10時間へと減少しています。一方でメモリ/ストレージは変わらず。
ディスプレイに関しては引き続き11.6型 HD IPS液晶 (1366x768ドット)を採用。11.6インチならばフルHDでなくても十分キレイです。
また少しショボかったインターフェース面が大幅に強化されています。Flex 360がUSB Type-AとCが2つずつでどちらも2.0規格だったのが3.0へバージョンアップされ、 USB Type-Aは2つに増えています。さらにHDMIポートを装備。出先でプレゼンなどといった場面での活躍が期待できます。
Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook
「Lenovo IdeaPad Flex 560i Chromebook」は型番通りLenovo IdeaPad Flex 550i Chromebookを踏襲した13.3インチコンバーチブルタイプのChromebookです。見た目は Lenovo IdeaPad Flex 550iとほぼ同じです。


スペックを比較するとこんな感じです。
ディスプレイサイズ | ||
ディスプレイ仕様 | タッチ対応 IPS | |
CPU | ||
RAM | ||
ストレージ | ||
インターフェース | USB 3.0 Type-A microSD マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | |
その他 | Wifi 6 Bluetooth 5.0 | |
重量 | ||
バッテリ駆動時間 | ||
参考価格 |
印象としては中身が若干パワーアップした感じでLenovo IdeaPad Slim 560i Chromebookほどのインパクトはありません。
バックライトキーボードとWaves MaxxAudio搭載スピーカーはありますが、 ライトの長さと色でバッテリー残量を表示するライトバーインジケーター はなし。Lenovo IdeaPad Flex 550i Chromebook は販売して一年半経つのでお色直しといったところ。販売日は他のモデルと同様12月3日となっています。楽天ビックなどで予約を受け付け中。
Lenovoが新型Chromebook Flex 360i、Slim 560iなど3機種を発表 まとめ
しつこいようですが Lenovo IdeaPad Slim 560i Chromebookのライトバーインジケーターは非常に楽しみな機能です。今後のスタンダードとなることに期待しつつ推移を注視したい。