- CESにてHPが『Dragonfly Pro Chromebook』を発表
- 輝度1200ニト、解像度2560×1600の14インチディスプレイ搭載
- 第12世代Core iとLPDDR5方式のRAM搭載
毎年開催されている世界最大の家電見本市CESでHPがフラッグシップのChromebook『Dragonfly Pro Chromebook』を発表しました。
現在企業向けに販売されている『HP Elite Dragonfly Chromebook』の新しいバージョンの位置づけとなります。
とにかくスペックモリモリのChromebookに仕上がっているので、ご紹介します。
Chromebook史上一番明るいディスプレイを搭載
ディスプレイがとにかく明るいらしく、Chromebookのタッチ対応ディスプレイとしては世界一明るいとのこと。輝度は1200ニト。
エントリーレベルのChromebookで300ニト程度、Macbook Air 2021年モデルで500ニト、現行のMacbook Proの持続可能輝度が1000ニトなので、1200ニトはもの凄い光。
晴れた昼間でも出先で快適に作業できるディスプレイになっています。
ディスプレイ上部には8MPのインカメラを搭載。100% sRGBに87.6パーセントスクリーン対ボディ比となっています。
スペックは当然モリモリ
中身はフラッグシップに相応しい内容で構成されています。
CPUは第12世代のCore i5-1235U、 LPDDR5方式のRAMは最大で16GB、ストレージはPCIe NVMeで最大256GBとなっています。
インターフェースは両サイドにThunderbolt 4対応USB Type-Cが各2つ搭載。画像を見る限りではSDカードスロット、イヤホンジャック、USB Type-Aポート、HDMIポートはありません。ストレージが大きいのでSDカードはなくてもよさそうです。このおかげですっきりとした横顔になっています。

また、ただのバックライトキーボードではなく、ゲーミングPCに搭載されるRGBのバックライトキーボードを搭載。通信はWi-Fi 6にBluetooth 5.2と押さえるところは押さえている印象です。カラーバリエーションはセラミックホワイトとスパークリングブラックの2色。価格や発売日については未定ですが、近く発表される予定です。
HPがフラッグシップの『Dragonfly Pro Chromebook』 まとめ
日本でも発売されるとは思いますが、個人向けに販売されるかは不明。ただ、おそらく年内にはChromebookでSteamが使えるようになること、完全に企業向けならわざわざRGBキーボードを搭載する必要はないという点を照らし合わせると、販売の可能性はあるのではないかと思っています。続報を待ちつつ注視を続けたい。