Chromebookを選ぶとき、絶対にチェックすべきポイント

2020-07-15

選べる機種が豊富になっているChromebookですが、かなりの型落ちモデルもアマゾンジャパンなどで散見されます。今回はChromebookの機種選びに迷っている方へ、Chromebookを選ぶときにチェックすべきポイントを紹介します。

Chromebookはスペックが似たり寄ったり、と思われる方もいるかも知れませんが、モデルによりかなり違う部分も存在するので、そのあたりを重点的に見ていきます。

スペックの3大要素はCPU、RAM、ストレージ

通常のノートPCと同じく、Chromebookの性能面での3大要素はCPU、RAM、ストレージです。

CPUは処理速度に、RAMはタブを多数開く場合やアプリの並列作業でストレスなく行えるかどうかに、ストレージはAndroidアプリを入れたりする際の容量にそれぞれ関わってきます。ストレージは後付のSDカードなどで容量を増やすことができますが、CPU、RAMについては後から変更は不可能です。

まずCPUについてですが、現時点でChromebookを選ぶならCeleronの場合はN4000以上のものを選ぶべきです。Celeron N4000以上であれば、さほど実用性は問題ありません(2021年4月)。

Intel Celeron N3350などを積んだChromebookも未だに散見されますが、現在は賞味期限切れなので避けるべきです。Intel N3350以下のものは完全にアウト。

上位モデルに採用されているIntel Core iシリーズはより快適な体験をしたい方向けのモデルです。基本的にCoreシリーズなら少々古めでも性能面は問題ないはず。第10世代のものにこだわるかどうかは気分次第。第8世代のものでも十分速い(と思われる)ため、そんなに差があるようには感じられません。

注意

その他、例えばLenovo Ideapad Chromebook Duetなどの一部モデルでは、スマートフォン向けのSoCなどが搭載されていますが、処理能力はIntel製のCPUに比べて控えめです。気になる機種がIntel以外の場合は自分の用途と合致しているかどうかを考えた方が良いと思います。開くタブはせいぜい5個くらいで、あまりハードな使い方をせず、処理能力にこだわりがないなら問題ありません。逆に、Androidの3Dゲームやタブを20個以上開いて作業する、といった使い方をするならSoCなど搭載したモデルではやや力不足は否めません。さらに、Linuxアプリを使うのも性能的に厳しいと思います。

RAMについては基本的に4GBあれば不自由しません。8GB以上はLinuxアプリを使うなどの用途以外では特に必要ないと思います。あった方が良いに越したことはないですが、そこまでこだわる必要はないと思います。

予算に余裕があったりLinuxアプリなどを使う方は、RAM 8GBのモデルを選んでもいいかも知れません。

ストレージは現在64GB以上のものが主流ですが、128GBのモデルも多くなっています。現状アプリはSDカードにインストール不可なので、インストールしたいアプリの容量と相談。また、OS自体で8GBくらい占めるので、実際に使える容量は記載されている分より8GB程度少ないです。半面、インストールする必要がない動画ファイルなどはSDカードやGoogle Driveを使えばOKなので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

ここ重要!ディスプレイ解像度は基本的に2通り

Chromebookのディスプレイは大きく分けて2つあります。1つは解像度1366x768のTNディスプレイで、もう1つは解像度1920x1080のIPSディスプレイです。

前者は11.6インチモデルに採用されることが多いのですが、安価な14インチモデルに採用されることもあります。値段が安く目に優しいのですが、やはり薄い色味と視覚野の狭さがネック。また、14インチで解像度366x768だと少し文字の滲みなどが気になるかもしれません。

ということで、11.6インチなら解像度1366x768のディスプレイでもOKですが、それ以上のサイズのディスプレイ(=14インチモデル)ならフルHD IPSディスプレイ(1920x1080)のものがオススメです。逆に長時間のオフィス作業のみでいつも同じ姿勢で使うならあまり気にならないかも知れません。

機種を選ぶ際はここは絶対に見ておくべきポイントです。

トラックパッドとキーボード

この辺りはなかなか実物を見ないことにはわからないところですが、Acer Chromebook Spinシリーズなどの最高級モデルになると、トラックパッドがゴリラグラス製になります。ただこういったモデルはごく一部。キーボードは価格なりですが、$400くらいになるとChromebookとしては高級な部類に入るので、価格なりにレベルが高いということになります。

Lenovo Chromeobook Flex 5やHP x360 Chromebookなど$400くらいの新しいモデルは相当レベルが高いようです。特に元々キーボードに定評のあるLenovoのLenovo Chromeobook Flex 5は、他のPCと比較しても最高レベルという声もあります。

参考

特に最近購入したHP Chromebook x360 14cは今までのものと明らかにタッチ感が異なります。ストロークも充分でクリックを感じられる良いキーボードです。

また、アマゾンジャパンで販売されているモデルは英字キーボードと日本語キーボードが混在しているので、要チェック。特に11.6インチのChromebook日本語キーボードは右側が詰まりがち。ちなみに私は見た目もすっきりしている英字キーボードのものしか買わないです。英字キーボードでも日本語の入力に問題はありません。印字はありませんが、「かな入力」も可能です。

サイズ感・重量

最近は狭額縁モデルが主流ですが、ベゼルの太さなどは商品画像ですぐ分かると思います。

意外とばらつきがあるのが重量。14インチモデルは1.3~1.4kgくらいが標準ですが、モデルにより1.7kgほどあるものも。持ち運び前提ならやはり軽めのものがおすすめ。ただ、重たいものはバッテリが長持ちする傾向にあるので、外出時にバッテリアダプタを持ち歩かなくても大丈夫というメリットがあります。

なお、米アマゾンの場合はパウンド(lb)表示。Chromeのアドレスバーに[X lb kg]などと打つとkgに変換して表示してくれます。

14インチの中ではダントツに軽量なのがChromebook Flip C436で約1.08㎏。

バッテリー持続時間

バッテリー持続時間は10時間程度が標準です。ただ2Kや4Kなど高解像度のディスプレイだったりすると、やはりバッテリ持ちが短めになるようです。

ただ、バッテリ持ちは音量の大きさや液晶の明るさで当然変わってきます。10時間と謳っていても動画視聴中心だと8時間程度しか持たない場合もありますし、逆に蓋を閉じて外部出力にしていると15時間~20時間くらい持つ印象。なんにせよ、半日くらいは余裕で持つのでこのところはさほど気にしなくても大丈夫だと思います。

なお、Chromebookは蓋を占めると自動でスリープします。開くとスリープから復旧しますが、蓋を開ききる頃には復旧します。スリープ状態だと2、3日持つ印象です。

WifiとBluetoothの規格

Lenovo Chromeobook Flex 5やHP x360 Chromebookなど新しいChromebookはWifi 6とBluetooth 5.0がスタンダードになりつつあります。末永く使う予定ならWifi 6のものを選択するのが吉。ChromebookはすべてIEEE 802.1a/g/n/ac対応なので、ここは購入前の最終確認で軽く見る程度でOK。

Bluetoothのマウス、キーボード、アップル製マジックパッド、スピーカー、イヤホンなどBluetooth 4.0にしか対応していない機器も問題なく動作しますが、若干反応にラグがあったり途切れることも。Bluetoothの周辺機器をこれから買うならBluetooth 5.0のものを選ぶとストレスがないと思います。

入出力ポート

最近のモデルはUSB Type-Cが2つあるのがデフォルト。左側のものしか充電できないモデルと両方でできるモデルが混在しています。USB Type-Aは1つあるものと2つあるものがありますが、ここはニーズ次第。

外部ディスプレイへの出力は現在USB Type-Cで行うのが主流ですが、HDMIが復活しているモデルもあります。USB Type-C⇔HDMI変換アダプタは¥1,000程度なので、ここはあまり気にしなくても大丈夫だと思います。

外付けのマウス、キーボードはBluetoothのものがあるとラクです。最近はBluetoothのマウス、キーボード共にかなり安いです。

素材

安価なモデルはプラスティック製、そこそこのモデルは基本プラスチックで一部(天板など)が合金製、高価格モデルはアルミニウム合金製という違いがあります。

ここは商品画像で判断するのですが、安価なモデルはまずプラスティック中心と考えた方がよいです。

ただし、Lenovo C340-11などは11.6インチながら$320程度と少し割高なのですが、すべて合金製。14インチモデルであれば$400を超える辺りで天板が合金製になります。$500を超えるASUS Chromebook C434くらいならすべて合金製になります。

ただプラスティック製といっても、普通のノートPCは大体プラスティック製。マット加工がされていたりすることもあり、必ずしもチープとは限りません。

まとめ

ごちゃごちゃ書きましたが、最低限N4000以上のCPUと(14インチモデルの場合は)解像度1920x1080のディスプレイを積んだモデルなら同じChrome OSを搭載しているのでどれを選んでもある意味正解。最低限の要件を満たすなら見た目の好み、好きなメーカーで選べば良いのです。

なお、上記基準に当てはまらないのがLenovo Ideapad Duet Chromebook。これは唯一無二の製品で、通常のモノサシで測れるものではありません。欲しいなら買えばよし。それだけです。

最近の具体的なモデルについては以下にまとめてあります。

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ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。ほかに『初心者による初心者の為のウイスキーの話など。』や『OLD ROOKIE』を書いてます。

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