じめまして、Chromebookを7年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このサイトではChromebookについての情報を発信しています。
今回はAndroidアプリのプラットフォーム、Google Play Storeについての話題です。まもなくGoogle Play Storeがタブレット、およびChromebook向けに、より使いやすくなるよう改修されるとのことです。
それぞれ見ていきます。
タブレット向けPlay StoreのUIが大幅に刷新予定
今年5月にGoogleは自社の20以上のアプリをスマホより大きな画面のタブレットスクリーンに最適化する、と発表しましたが、
Big screen, big changes. We’re optimizing the Android experience for larger tablet screens. 20+ Google apps will get makeovers so they’re easier to use and easier on the eyes. Many of your other fave apps are getting updates too. #GoogleIO pic.twitter.com/qbfs0DLkZM
— Google (@Google) May 11, 2022
Android Developers Blogにおいて新しいGoogle Play Storeのスクリーンショットが公開されています。
左端にカテゴリが示されており、2つのアプリが大きく表示され、後のアプリが小さく4つ表示されています。この大きく表示された2つのアプリは製作者側からすればありがたい表示形式ですが、Googleはアプリの表示を大画面用に最適化するようガイドラインを定めていて、このガイドラインに沿ったものについてはこのような恩恵を受ける可能性が高くなるとのことです。来年早々に実装予定とのことです。
ChromeOS向けにスクリーンショットをアップロードできるように
現時点においてはChromebookでGoogle Playストアを開くと大体スマホ画面のスクリーンショットが表示され、実際にChromebookでどう見えるかはインストールしてみないと分からない状態です。


この状況を改善すべく、Google Play StoreはChromebookのスクリーンショットをアップロードできる機能を追加しているところだそうです。
Screenshot Support for ChromeOS
When users browse the Play Store on Chromebooks today, they see tablet or phone screenshots in the app’s store listing page. Since this does not always accurately portray the Chromebook experience, we’re now launching the ability to upload Chromebook-specific screenshots in Play Console.
https://android-developers.googleblog.com/
アップロードするかどうかはあくまで製作者側に委ねられるものの、製作者はChromebook用のスクリーンショットを最大8枚アップロードすることができ、ユーザーがChromebookでPlay Storeを閲覧するとそのスクリーンショットが表示されるようです。スマホでPlay Storeを見た場合はこれまで通りの表示で、Google Play Storeはユーザーのデバイスを識別して、それに合わせた表示をするようになるということです。
Google Play StoreがタブレットとChromebook向けに改修予定 まとめ
ここへ来てGoogleはタブレット周りの環境整備に力を入れる動きを見せています。
現段階ではAndroidタブレットは存在自体が幻のような感じで持っている人を見たことがないのですが、こうした動きは今月初頭に発表されたPixel Tablet、およびPixel Foldableを見据えたものであることに間違いないと思われます。
また、ChromebookのAndroidアプリも「あくまでオマケ」というスタンスから本気モードに完全に移行した感があります。おそらく2-in-1 タブレットタイプのChromebookが大ヒットしている影響が大きいと見られます。
何にせよこうしたChromebookユーザーに恩恵のある動きは大歓迎。事態の推移を見守りたい。