Google Pixelbookが示したChromebook進化の方向性

2017-10-05

昨日深夜発表されたGoogle Pixelbook。スペックの方は公式サイトに載っているのでそちらにおまかせするとして、今回のイベント内容からGoogleが目指す方向性を探ってみたいと思います。

Google Pixelbookが生み出す異次元の体験

Google Pixelbookは今までのChromebookの枠組みとは全く違う。この辺りをどう捉えるかでGoogle Pixelbookに対する評価が変わってくると思います。

デバイスとしては確かに最高峰ですが、今までの延長線上にあると捉えれば、従来通りの「Chromebookに$999?」という反応になると思いますが、画期的な新しいデバイスと捉えると納得できる最高のデバイスとなりえます。

まず何と言ってもGoogle Assistant機能が専用物理キーと共に搭載。

デモ動画を見る限りではこれがPixelの高スペックと相まって異次元の体験を生み出しています。デモでは「~~をYouTubeで見せて」と言った1秒後には動画が再生されているということをやってましたが、反応速度が半端ない。

上記公式サイトのデモ動画でもGoogle Assistantキーを押して「誰々にメール、題名は~~、本文は~~」と言うとメールが作成され、「この文章で送りますか?」と聞いてくるので「送る」と言うとメールが送信されます。実際に上に埋め込んだ動画を見れば分かりますが(1:50くらいから)かなり早口で話しているにも関わらずしっかりと理解して仕事をこなしてくれます。この辺はGoogleの高精度の音声認識システムが実り出したことを感じさせる一幕ですね。

Google PixelbookにKaby LakeのCore i5やCore i7は必要か否か

ここで本題、ChromebookにKaby LakeのCore i5やCore i7(型番までは分かりませんが)を積んで意味があるのかという問題。

結論から言いますと当日発表されたデモ動画だけでもその意味はあったと思います。具体的にいえば、Google Assistantの驚異的な反応速度です。一切もたつくことなく、リアルタイムで仕事をやってのける様子はすごいの一言。Core i5やCore i7のパワーをChromebookのタスクにぶち込むことで、そのスピード感を実現していることと思われます。

Google PixelbookはGoogleのフラッグシップモデルでChromebookでこれだけのことが出来るんだぜ、という事実、また、これからの進化の方向性を示したということで十分意義があるモデルです。

価格については賛否あります、価格との折り合いをどうつけるかは他の各メーカーが知恵を絞ればよろし(Chromebookメーカー各社はもうとっくに動き出してると思います)。

Googleのやるべきことはまさに、これからの方向性を示すことで、Google Pixelbookはそれを見事にやってくれたということになります。

しつこいようですが今回Googleが示した方向性はWindowsとは完全に違うベクトルで進化していこうというコンセプトが垣間見えるものでもありました。

Windowsはあくまでユーザーに快適なPC環境を提供するというものですが(個人の見解です。誤解を恐れず言うなら、MacOSも似たような方向性だと思います)、Google Pixelbookの方向性は、「AI(Google Assistant)をどんどん活用してもっと物事をシンプルにやっていこうよ」ということです。ここへ来て完全にそれが明らかになった感があります。昨年、そして今年もGoogleは[Mobile First to AI First]というスローガンを掲げて来ましたがそれはこういうことだったのかとGoogle Pixelbookを見て納得。ますます今後が楽しみです。

※販売終了モデルにつき商品リンクは削除されました

2017.10.8
ハンズオン動画を見つけたので追加。フリップしたとき、磁力でピタッと閉じるようになっているとのこと。あとここに紹介されているPixelbookのモデルでは発表前に期待されていた指紋認証はないそうです。先日の発表会でも特に指紋認証のことは言ってなかっと思うのでこの部分はまだのようですね。

PR

関連記事

  • この記事を書いた人

ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。ほかに『初心者による初心者の為のウイスキーの話など。』や『OLD ROOKIE』を書いてます。

-雑記