Snapdragon 7c搭載のデタッチャブルChromebookが開発中
- 2020.09.16
- ニュース
大ヒットモデルLenovo Ideapad Duet Chromebookですが、米国でも好評だった模様。デタッチャブルのChromebookに需要があったと判明したわけですが、これに続けとばかりにSnapdragon 7c搭載のデタッチャブルChromebookが開発中とのうわさが。
Snapdragon 7c搭載のデタッチャブルChromebook
Snapdragon 7c搭載のChromebookは既にいくつか開発段階だそうですが、その中の1つ(コードネームCoachz)がデタッチャブルであることがコミットから判明。
Snapdragon 7cはメリットとしてスリープ時の省電力性とセルラー回線との親和性による常時接続といわれています。ということはCoachzはLTE対応のデタッチャブルChromebookになるかも知れません。
LTE対応ならテザリングなどしなくても常時インターネット接続状態になるので、外出先での使い勝手が良くなりそうです。また、スリープ時の省電力に優れるということで、今回開発中のChromebookもタブレットやスマホのように常時電源付けっぱなしでOKのデバイスになるかも。
さらに、Snapdragon 7cはARM系なので、アンドロイドアプリへの対応はばっちり。そうなるとますますタブレットとしても使い勝手が向上しそうで期待が膨らみます。
アンドロイドアプリは思うに、Intelを積んだChrome OSでアンドロイドアプリがある時期から動くようになったのは、Chrome OSにアンドロイドのエミュレータみたいなものが組み込まれたと予想されます。あくまでエミュレータなので、アプリによっては不具合が起きたりしていたと思われます。
その点、CPUがARMアーキテクチャのSnapdragon 7cなら問題なし。アンドロイドアプリはもともとARMアーキテクチャのAndroid OS上で動作するようプログラムされているため、Snapdragon 7cを搭載したChrome OS上ではネイティブで動くということになります。
まとめ
もしかしたらレベルをもう一段階上に引き上げることになるかも知れないSnapdragon 7c搭載のChromebook。推移を見守りたい。
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