はじめまして、クロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。
Chromebookの勢いがすごい昨今ですが、Chromebookの他にChrome OSを搭載した小型デスクトップPC「Chromebox」をご存知でしょうか?
あまり知られていませんが、以前より販売されており、く一定の需要があると思われます。
どちらかといえば企業向けの製品ではあるのですが、コロナ禍で個人用テレワークにもおすすめのデバイスとなりました。そんなChromeboxの特徴とメリットを解説したいと思います。
Chromeboxの特徴
アマゾンジャパンで現在販売中の「ASUS Chromebox 4」を例にとると、CPUに第10世代のCore i3-10110U、RAM 8GB搭載とChrome OS搭載のデバイスとしてはハイスペックです。
CPUとRAMについては¥69,500ほどで販売中のhp chromebook x360 14cと同様なのですが、ストレージは128GBで、eMMCよりも高速に読み書き出来るM.2タイプのSSDを搭載しています。それでいて50,000円台とお得です。
本体は148.5 x 148.5 x 40 mmと非常にコンパクトで、付属マウントでディスプレイの背面に取り付けることも可能です。

さらにChromeboxの特徴として、非常に高い拡張性が挙げられます。背側面に通常のデスクトップPCと同等かそれ以上の入力/出力端子を備えています。

USBについてはGen 3.2 Type-Aが5つ、Gen 3.2 Type-Cが1つ。
Gen 3.1 Type-Cは充電にも使えますが、外部ディスプレイ出力にも対応しており、さらにHDMIポートが2つあるので、トリプルディスプレイ環境を構築することも可能です。
マイクロSDカードスロット、イヤホンジャック、さらに有線LANケーブルポートもあり、まさに自宅で快適に作業するためのものが一通り揃っています。
テレワーク用としてはウェブカメラには普通マイクがついているので、¥3,000くらいのものを1つ用意すればそれで事足りると思います。
マウス・キーボードは必要ですが、入力作業の多い方はメカニカルキーボードなどを用意すれば作業効率も上がると思います。
個人が自宅でChromeboxを使う場合のメリット
自宅でテレワークをする機会が増えた方も多いと思いますが、周りを見てもデスクトップPCを持っている人は案外少ない印象。ノートPCを自宅のディスプレイにつなげて作業している方も多いと思いますが、Chromeboxを自宅作業用に導入することで
- ノートPCのバッテリの寿命を気にしなくてよくなる
- 毎日ノートPCを充電する手間が無くなる
というメリットがあります。
一日作業しているとノートPCの充電は毎日必要かと思いますが、やはりそうなるとバッテリ寿命が低下し、外出先でいつも充電場所を気にしなくてはならないというデメリットがあります。
また、自宅にChromeboxがあれば作業するときにカバンからノートPCを取り出し、出社するときはポート類を外してカバンに入れる、ということもなくなります。Chromeboxがそこにあれば、10秒後には作業に取り掛かることが出来る。そんな手軽さがあります。
【自宅用の小型PC】テレワーク時代にChromeboxという選択肢 まとめ
テレワークが増えたことで自宅用にPCを検討している方は、Chromeboxも選択肢に入れると、良い買い物が出来るかもしれません。ブラウジングに限った性能で言えば、少なくともChromebox 4はミドルスペックのデスクトップPCに勝るとも劣らないと思います。
特にこだわりがなければ、現時点ではASUS Chromebox 4が一番バランスが良いと思います。