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雑記

Chromebookの対抗馬、安価なSurfaceの噂について

2017-04-23

Microsoftが5月2日に教育分野に関する大規模な発表会を予定しているようです。海外ニュースサイトでもこれに関連した話題がちょっとした盛り上がりを見せています。というのも、Microsoftが苦戦している教育市場においての起死回生の一手として安価なSurfaceを発売するのではないか、と言われているからです。

もちろんMicrosoftがChromebookの自己バージョンをそろそろ出さないわけがない

今回は一連の動きに関して個人的な見解を述べたいと思います。

黒歴史Cloudbook

安価なWindowsマシンとして真っ先に浮かぶのがネットブック。それはそれでいいとして、実はあまり知られていないのが、Cloudbook。Chromebookへの対抗馬としてデビューしたPCです。

安価なChromebookの標準的なスペック(Celeron N3050、2GBのメモリ、32GBのストレージ)のデバイスにWindows 10を搭載したもので、価格も$150程度だったと思います。メーカーはAcer。それなりにChromebookの脅威になるのではないかと思い動向を追っていたのですが、当初はAcerを皮切りに順次拡大と予定されていたものの、どうやら白紙になった模様。Cloudbookの名前も定着せずヒッソリと死んでいったというところです。少なくともここ1年くらい、Cloudbookの名前など見た記憶がありません。

Cloudbook大爆死の原因は?

$150のWindowsマシンというならそれなりに魅力的に聞こえるのですが、爆死したのはなぜでしょう。実際に触ったわけではないのですが、モッサリするんじゃないかというのは容易に想像できるでしょう。PCリテラシーの高いアメリカ人からすればChromebookのスペックにWindowsをそのまま積むなど無謀すぎるとすぐにわかります。敬遠されるというのも頷けます。

では日本ではどうかというと、$150のものも日本に入ったら3万を超えるのが常。3万出せば500GBくらいのストレージのついたPCが売っているのでまずそちらを選ぶでしょう。

安価なSurfaceのコンセプト

流石にMicrosoftも過去の過ちを受け止めて今回は新たなOSを搭載したものを発表するようです。成功するかどうかはこのOS次第ということになりますが、ここが最大のポイント。

まず前提としてChromebookは安かろう悪かろうの商品ではありません。ここを間違えて、安いChromebookが売れているんだから安いWindows機を出せば売れるだろう、なんて考えでは爆死必至です。まあそんな安易な考えを持っているとは考えづらいのですが、一応。

Chromebookの成功は機能を極限まで削ぎ落とすことにより、低価格な低スペックモデルでも快適に動作するところが最大のポイントです。起動の速さや管理のしやすさまで見越してそういう意思決定をしたとすると頭が下がります。最新のWindowマシンなら高速起動なんて当たり前だよ、という意見もありますが、そりゃ10万超えのデバイスで快適に動作するなんて当然のことで、安価なマシンでそれを実現しているところに価値がある訳です。

とすると、安価で快適に動作させるためには機能をどの程度絞るのかというところに帰着します。もしもMicrosoftがOfficeとブラウザのみ動作する、といった思い切ったOSを搭載するならもしかしたら盛り返すチャンスがあるかも知れません。しかしながら開発者サイドに、アレもこれもできるものを作りたい、という欲が出てきても全く不思議ではない。Officeとブラウザのみ動作するという割り切りの良さがないと中途半端なスペック・価格のデバイスになり、直ちに販売中止に追い込まれることはないと思いますが、Chromebookの勢いを脅かすものには到底ならないでしょう。

まとめ

個人的には安価なWindowsマシンの登場は歓迎。やはりプレゼンの場面など考えると軽いWindows機の1つくらいあってもいい。ただ、あまり出番がないものに大金をかけたくないので、といったところ。2万円程度でOfficeがサクサク動くWindows機があったら買ってもいいかなと思います。推移を見守りたいと思います。

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