ユーザビリティ

Chromebookのバッテリー駆動時間を少し伸ばすかもしれない実験機能がChromeOS 105で利用可能に

2022年7月6日

ChromeOS 105 新機能

じめまして、Chromebookを7年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このサイトではChromebookについての情報を発信しています。

今回はChromebookのバッテリー駆動時間についての話題です。

ChromeOS 105で実験機能「#quick intensive throttling after loading」という機能が登場しました。throttle=スロットルは絞るという意味があり、インターネットの文脈では速度を制限するという意味合いになります。

どのような機能かというと、通常バックグラウンドのタブは5分間放置するとJavaScriptの読み込みを停止し、CPUを開放するのですが、今回の実験機能「#quick intensive throttling after loading」ではバックグラウンドのタブが5分ではなく10秒経過した時点でJavaScriptの読み込みを停止する機能です

効果としては「バッテリー駆動時間が伸びる」とのことです。特に、何もせずに放置している場面ではCPUの使用率が10%以下になったという報告もあります(Quick intensive timer throttling of loaded background pages - Chrome Platform Status)。

実験機能の有効化手順は、Chromeブラウザに「chrome://flags」と入力して検索ウィンドウに[intensive]と打ち込むと下記画面が表示されます。

quick Intensive throttling after loading

Defaultと表示されているプルダウンメニューをクリックしてEnabledへと変更するとRestartボタンが出現するので、それをクリックすると終了です。

よくChromebookを起動したまま放置しがちの方は、有効化しておくと恩恵があるかも知れません。

【2023年3月最新版】Chromebookの選び方ガイド

6つのチェックポイントとおすすめ厳選モデル7選

トップへ戻る

PR

  • この記事を書いた人
ともぞう プロフィール画像

ともぞう

つくば在住のアラフォー会社員。他にブログ『初心者による初心者の為のウイスキーの話など。』や『OLD ROOKIE』を運営しています。

-ユーザビリティ