はじめまして、Chromebookを8年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
ChromebookにはAndroidスマホのアクセスポイントを遠隔操作でオンにできるインスタントテザリングと呼ばれる機能があります。
テザリングは通常ホスト側でアクセスポイントをオンにする必要がありますが、インスタントテザリング機能を使うとChromebookの操作だけで完結します。スマホのBluetoothが有効になっている必要はありますが、出先では便利です。
今回はChromebookのインスタントテザリングの設定方法と使い方をスクリーンショットと共に解説します。
インスタントテザリング機能はAndroidスマホのみ対応。また、キャリアのテザリングサービスに加入している必要があります。
インスタントテザリングの設定方法
ChromeOSの設定からインスタントテザリングを有効化
ChromeOSの設定からインスタントテザリングを有効化するには、まず画面右下のステータス領域(時計が表示されているところ)をクリック>ウィンドウの歯車ボタンをクリックしてChrome OSの設定画面を表示します。

次に、左の一覧メニューから接続済みのデバイスを選択して「インスタントテザリング」のスライドバーをオンにします。
Chromebookとスマホは連携させておく必要があるので、まだの場合は「接続済みのデバイス」という項目から連携します。ChromebookとAndroidスマホの連携については下記記事をご参照ください
これでChromebookの準備は完了です。
スマホ側でChromebookと連携しておく
必須ではないと思いますが、スマホ側でもChromebookと連携しておくと間違いないと思います。Android 12の場合は設定>接続の設定>Chromebookと選択してリンクしておきます。
※以下の画像はAndroidスマホPixel 5のスクリーンショットです


インスタントテザリングの使い方
インスタントテザリングの実際の使い方ですが、スマホのBluetoothがオンになっていることを確認し、Chromebookのタスクバーからスマホのアイコンをクリックします(▽)。

すると、 ▽左の画像の通り、メニューウィンドウ(正式名称は「Phone Hub」)がポップアップ表示されるので、ここで[アクセスポイント]をクリックすると接続完了。

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△右の画像で通常Wifiマークになっているところがケータイのアンテナマークに変化しています。
なお初回のみスマホ側で確認画面が表示されるので「続行」を選択します(1枚目)。インスタントテザリング中はスマホに通知が届くので、切断したい場合はここで切断をタップします(2枚目)。


注意点としては「テザリング機能」はキャリアによってはオプションサービスであること、またキャリアによっては使えないこともあります。ソフトバンクの時は使えていましたが、Y!モバイルに乗り換えたところ使えなくなってしまいました。
Chromebook x Android インスタントテザリングの設定と使い方 まとめ
Chromebookでインスタントテザリングを使う方法と設定の解説は以上になります。キャリアの問題で出来ない場合もありますが、特にデメリットはないので一度は試してみたい機能です。