はじめまして、クロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。
ChromebookにはAndroidスマホのアクセスポイントを遠隔操作でオンにできるインスタントテザリングと呼ばれる機能があります。
テザリングは通常アクセスポイントをオンにするなど、ホスト側で準備をしてからクライアント側(Chromebook)で接続しますが、インスタントテザリング機能を使うとChromebookからスマホのテザリング機能をオンにして接続することが可能です。スマホのBluetoothが有効になっている必要はありますが、出先では便利です。
今回はそんなインスタントテザリングの設定方法と使い方を解説します。
インスタントテザリング機能はAndroidスマホのみ対応。また、通信会社のテザリングサービスに加入している必要があります。
インスタントテザリングの設定方法
ChromeOSの設定からインスタントテザリングを有効化
次に、画面右下のステータス領域(時計が表示されているところ)をクリック>ウィンドウの歯車ボタンをクリックしてChrome OSの設定画面を表示します。

左の一覧メニューから接続済みのデバイスを選択して「インスタントテザリング」のスライドバーをオンにします。
まだChromebookとスマホを連携させていないときはここから連携します
ChromebookとAndroidスマホの連携については下記記事をご参照ください
これでChromebookの準備は完了です。
スマホ側でChromebookと連携しておく
予め、スマホ側でもChromebookと連携しておくと間違いないと思います。Android 12の場合は設定>接続の設定>Chromebookと選択してリンクしておきます。
※以下の画像はAndroidスマホPixel 5のスクリーンショットです


インスタントテザリングの使い方
インスタントテザリングの実際の使い方ですが、Chromebookのタスクバーからスマホのアイコンをクリックします(↓1枚目の画像 スマホのBluetoothはオンにしておく)。
クリックすると、 ↓2枚目の画像の通りメニューウィンドウ(正式名称「Phone Hub」)がポップアップ表示されるので、ここで[アクセスポイント]をクリックすると接続完了。


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3枚目の画像では通常Wifiマークになっているところがケータイのアンテナマークに変化しています。
なお初回のみスマホ側で確認画面が表示されるので「続行」を選択します(1枚目)。インスタントテザリング中はスマホに通知が届くので、切断したい場合はここで切断をタップします(2枚目)。


まとめ
Chromebookでインスタントテザリングを使う方法と設定の解説は以上になります。