Chormebookに対応するSteamが登場する可能性について過去に何度かお伝えしましたが、このたび正式に「Steam Alpha」がローンチしたようです。
GoogleのGames Developer Summit 2022の基調講演で発表されています。

Steamって何?という方に説明すると、
”SteamはPCゲーム、PCソフトウェアおよびストリーミングビデオのダウンロード販売とハードウェアの通信販売(中略)を目的としたプラットフォーム。開発および運営はアメリカのValve Corporationによって行われている。”
簡単に言うとPCでゲームをダウンロード購入してプレイするためのプラットフォームのこと。Steamで発売されているゲームはPCやスマホで遊ぶことが可能です。PSやSwitchなどを買わなくてもゲームが出来るということですね。
Steamも最近はFFシリーズなどのビッグタイトルや話題のアトリエシリーズなどがプレイできるようになり便利になっています。
(中略)
ライトゲーマーなのでPS4を買うほどの情熱はないのですが、手持ちのPCに1万円ほど追加してグラフィックカードを購入し、ゲーム以外の恩恵も得られるなら悪くない。
ということでグラボを手持ちのデスクトップPCに挿して、デスクトップPCでのSteamゲームに興じています。
ただ、StadiaやGeForce Nowなどのクラウドサービスと違い、どのくらい快適にゲームが出来るかどうかはハードウェアのスペックに依存します。それなりにスペックのあるデスクトップPCでも、グラフィックボードという専用の部品がないと快適にプレイしがたい。
この辺りはChormebookにおいても同様なので、それなりにスペックの高いChormebookのみ対応予定です。現在搭載予定とされているモデルは
- Volta – Acer Chromebook 514 (CB514-1H)
- Volet – Acer Chromebook 515
- Voxel – Acer Chromebook Spin 713 (CP713-3W)
- Delbin – ASUS Chromebook Flip CX5 (CX5500)
- Drobit – ASUS Chromebook CX9 (CX9400)
- Elemi – HP Pro c640 G2 Chromebook
Acer Chromebook 514は現在販売中のモデルではなく、MediaTek Kompanio 828採用モデルで、515は最大第11世代Core i7-1180G7を搭載したモデル
もし将来を見据えてChromebookを選ぶなら「 ASUS Chromebook Flip CX5 (CX5500) 」もしくは「 ASUS Chromebook CX9 (CX9400) 」がおすすめです。
基調講演の完全版のリンクを貼っておきます。