- ASUSが『ASUS Chromebook Vibe Flip CX34』を発表
- いち早くIntel Core i5-1235Uを採用
- 内蔵グラフィックスは「Iris Xe」で来るべきSteamにも対応?
またまた新たな「ゲーミングChromebook」に関する情報です。ASUSは『ASUS Chromebook Vibe Flip CX34』を発表しました。
見た目からしてゲームを強く意識した仕上がりになっていると思います。
スペックや特徴をご紹介します。
ASUS Chromebook Vibe Flip CX34のスペック すでに販売中の『ASUS Chromebook Vibe Flip CX55』との違い
ASUSは既にゲーミングChromebook『ASUS Chromebook Vibe Flip CX55』を販売中で、こちらについてはアマゾンなどでも入手可能です。
CX55と比較すると、今回発表されたCX34はかなりポップな印象です。

それぞれのスペックを比較するとこんな感じ。
モデル | ||
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ディスプレイサイズ | ||
ディスプレイ解像度 | ||
リフレッシュレート | ||
タイプ | ||
CPU | ||
グラフィックス | ||
RAM | ||
ストレージ | ||
インターフェース | USB Type-C(3.2) x2 USB Type-A(3.2) x2 HDMI 2.1 microSD イヤホンジャック | USB Type-C(3.2) x2 USB Type-A(3.2) x1 HDMI 2.1 microSD イヤホンジャック |
サイズ | ||
本体重量 |
ディスプレイサイズが14インチになり、CPUが第12世代のものに変更されています。
また、本体収納式のスタイラスペンが付属するようです。
最新型のCPUに
14インチとしてはかなり重い
『ASUS Chromebook Vibe Flip CX34』ゲーミングChromebookとしての特徴
CX55と同じく、リフレッシュレートが144Hzとなっています。また、「アンチゴースト機能で15キーまで同時入力可能」というCX55の特徴はCX34においても採用されると思われます。
また、ゲーミングChromebookとして必須要素のRGBバックライトキーボード。60ccまでの防滴機能(スピルレジスタンス)があって安心です。
ただ、気になるのが14インチとしてはかなり重ためなところ。1.8㎏もあります。逆にデカイ15.6インチのCX55は1.95㎏。
バッテリ持続時間は10時間。Wi-Fiは6E、Bluetoothは5.2とこの辺りは最新のものが採用されています。価格は米国チェーンB&Hの価格で$769ですが、B&HはChromebookの価格を高くする傾向にあるらしいので、実際にはもう少し安くなりそうです。
現在は「ゲーミングChromebook」は何を指すのかあいまいな過渡期
「ゲーミングChromebook」という表現ですが、Chromebookでゲーミングというと現段階ではクラウドゲーミングを指します。クラウドゲーミングは月額性のゲームサブスクでXbox Game PassやNDIVIA GeForce Nowなどが該当します。
GoogleがやっていたStadiaは廃止されました。
クラウドゲーミングは
- クライアント(ユーザー)側は入力信号を送る
- サーバーが処理してグラフィックスデータを返す
- ユーザー側でグラフィックスにする
という流れでプレイするものです。つまり、手元にパワフルなPCがなくとも高画質のゲーム体験ができるというものです。
反面、ゲームの数が限定的(Steamと比較した場合)であり、月額料金がかかるのがデメリットです。一方、Steamは今年やってくる予定。
「ゲーミングChromebook」は現在過渡期で、「ゲーミング」が現時点で既にプレイ可能なクラウドゲーミングを指すのか、今後やってくるSteamを指すのか少し曖昧になっている部分もあります。
CX55、CX34共にグラフィックスは同じでスペック的にも十分なので、どちらもSteamゲームに対応しているものと思われます。
次回の記事ではこの辺りを少し考えてみたいと思います。
参考:The gorgeous ASUS Chromebook Vibe Flip CX34 is available for pre-order