一時期販売が延期されたAcer Chromebook CB314がアマゾン・ジャパンにて明日より販売を開始。Acerの新作(?)は久しぶりという感じがしますが、果たしてどんな仕上がりなのでしょうか。同じく14インチ3万円台の人気モデルHP Chromebook 14aと比較しつつ、見ていきたいと思います。

Acer Chromebook CB314 スペック
スペックについては以下の通りです。
モデル | Acer Chromebook 314 | HP chromebook 14a |
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ディスプレイ | 解像度1366×768 | 解像度1920×1080 |
タイプ | ||
CPU | Pentium Silver N5030 | |
RAM | ||
ストレージ | ||
インターフェース | USB Type-C 3.1 ポート x2 USB Type-A 3.1 ポート x2 microSDカード イヤホンジャック | USB Type-C 3.1 ポート x2 USB Type-A 3.1 ポート x1 microSDカード イヤホンジャック |
重量 | 1.40 kg | 1.33 kg |
バッテリ駆動時間 |
見た目は今どきですが、割と普通。うまくまとめたという感じですが、ディスプレイ下のベゼルが太いため、一世代古い印象です。
価格の割にスペックは頑張っている方ですが、惜しいのがディスプレイで、解像度1366×768のWXGAです。私も同じ解像度の液晶のChromebookを使用していて特に問題はないのですが、今くならフル液晶の方が良いです。アイコンや文字が小さい、と感じる場合は解像度は下げることもできますし。
ただ、解像度が低い分、若干ですがバッテリー駆動時間が長く、カタログスペックで12.5時間になっています。このところをどう取るかですね。オフィスワークのみと割り切るのであればTN液晶なので目に優しく長時間の作業がしやすいと思います。
HP Chromebook 14aとの比較
似たようなスペックのHP Chromebook 14aと比較してみると、HP Chromebook 14aはバッチリフルHD液晶で、CPUも一段階上のPentium Silver N5030を搭載しています。
Acer Chromebook CB314を見ると、通常の作業に特化したオフィスワークなどに完全に焦点を絞っている感じです。HP Chromebook 14aはオフィスワークはもちろん、動画を見たりというエンタメ性も備えた万人受けするモデルです。
まとめ
どちらかというと価格を重視する企業に向けたモデルという印象です。個人で買うなら素直にHP Chromebook 14aにしておいた方が良いかもしれません。あとは好みですね。まあいつもそうなんですが、良いところ、イマイチなところを承知した上で、心惹かれる方を選べばよいのです。
おそらくは今回販売の運びとなったAcer Chromebook CB314も、もっと早く販売するつもりがコロナで白紙になったというところ。本国アメリカも需要が急増しているのに供給がまったく追いついていない状況だそうですが、そんななかでも日本で新しいモデルが入手できるようになったのは喜ばしいところです。