明けましておめでとうございます、ともぞう(@tomozou3500)です。今年もよろしくお願いします。
令和2年最初の記事はAmazon.co.jp限定で販売されている「Acer Chromebook 512」のご紹介です。今のところAmazon.co.jp 限定での販売となっています。
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Acer Chromebook 512の特徴
「Acer Chromebook 512」は12インチのディスプレイを搭載したクラムシェルのChromebookです。
Acer Chromebook 512シリーズには大きな2つの特徴があり、ディスプレイが12.0インチであること、および米国国防省の軍用規格(MIL-STD-810G)の複数項目に準拠した高い耐久性があるところ。耐久性については約1.2メートルからの落下テストに耐えるほか、最大330mlの水をキーボードにこぼしても耐える排水機構を備えた防滴仕様となっています。
さらに、Acer Chromebook 512シリーズには、液晶ディスプレイが回転してタブレットのように使えるフリップタイプと、通常のクラムシェル型の2つがあります。その他の違いはCPUがN4000/N4100、日本語キーボード/英語キーボード、重量など。以下、各モデルの詳細です。
モデル | Acer Chromebook 512 C851-A14N | Acer Chromebook Spin 512 R851TN-A14N/E |
---|---|---|
ディスプレイ | 12.0型(1366×912) | |
ディスプレイタイプ | 非光沢 クラムシェル | 光沢 コンバーティブル |
タッチ対応 | × | ○ |
CPU | CeleronN4000 | CeleronN4100 |
RAM | 4 GB | |
ストレージ | 32GB eMMC | |
キーボード | 日本語キーボード 防滴仕様 | 英字キーボード 防滴仕様 |
インターフェース | USB 3.1 ポート x1 USB 3.0 ポート x1 microSDカード イヤホンジャック | |
重量 | 約1.28Kg | 1.42 Kg |
サイズ | 22.9 x 29.6 x 2 cm | 23.1 x 29.6 x 2 cm |
バッテリ駆動時間 | 約12時間 | 約11時間 |
参考価格 | ¥38,800 | ¥55,800 |
2モデルともに解像度1366×912の12インチディスプレイですが、
- タッチ対応/非対応
- 光沢/非光沢
という違いがあります。エントリーモデルはタッチ非対応で、非光沢ディスプレイを、上位モデルは、タッチ対応光沢ディスプレイを搭載しています。また、上位モデルは本体に収納できるスタイラスペンが付属しています。
性能に関わるスペックには、CPUがM4000/N4100かという違いのみで、さほど違いはありません。ただし、フリップタイプは本体が重くなっています。似たようなモデルのHP Chromebook X360 12bが約1.35kgなので、エントリーモデルはそれよも軽めとなっていますが、上位モデルはやや重いです。
また、エントリーモデルは日本語キーボード、上位モデルは英字キーボードです。共に防滴仕様となっており、テンキーはありません。
インターフェースは両側面にUSB 3.1(Type-C)、USB 3.0を1つずつ備えており、拡張性は十分。充電、外部ディスプレイへの接続もUSB Type-Cで対応するので、汎用性は高いです。
Chromebookとの相性が良い縦長ディスプレイ
縦長ディスプレイはChromebookとの相性が良いです。
複数の作業を同時にやることが多いWindowsの場合はタスクバーが下にあった方がウィンドウの切り替えがしやすいのですが、Chromebookはやることが決まっているのであまりタスクバーを使う機会が多くありません。タスクバーは右や左にしておくとサイトを読める範囲が広がるので便利です。
11.6インチは携帯性はあるものの、ディスプレイが見づらいという宿命的なトレードオフがあるのですが、12インチにすることでこのトレードオフを緩和。縦長のディスプレイとは全く大した発明よ!まあ初めに出したのはhpなんですが。他社の成功を見てより良いものを出すというのは王者の戦略の基本中の基本。AcerはChromebook界の王者なのでまさに横綱相撲といったところ。
とすると、耐久性、防滴仕様があり、価格が同じくらいのAcer Chromebook 512上位モデルが俄然魅力を増してきます。
また、クラムシェルでよい、という方は、本体が軽いエントリーモデルを選ぶのもあり。今後も推移を見守りたい。