Acerが教育市場向け4機種のChromebookを発表しました。
とはいえそのうち多くは現状のラインアップの型番を追加した形。それぞれ軽く見ていきたいと思います。
- Acer Chromebook 512
- Acer Chromebook 511
- Acer Chromebook 314
- Acer Chromebook Spin 311
Acer Chromebook 512
まずAcer Chromebook 512は既に販売中のモデルですが、ここに新たな機種が加わるようです。

ディスプレイサイズ12インチのクラムシェルタイプで、CPUはCeleron N4500/N5100、Pentium N6000が用意されているようです。TNR(temporal noise reduction)というフレーム差を比較することでノイズを軽減する技術を採用。価格は$349から。
Acer Chromebook 511
Acer Chromebook 511は11.6インチのディスプレイを搭載したクラムシェルタイプのChromebookです。

CPUとしてCeleron N4500とN5100を用意。CPUがアップグレードされたという点以外、書いていて虚しくなるくらい何もない普通のモデルです。
Acer Chromebook Spin 311
さらに11.6インチのコンバーチブル型ヒットモデルAcer Chromebook Spin 311の堅牢モデル版といった感じの新しいAcer Chromebook Spin 311も登場。プロセッサは現行モデルと同じくMediatek製のSoC。堅牢性を重視したため、かなり本体がゴツくなっています。発売時期は3月で価格は$399からとされています。
Acer Chromebook 314
ある意味今回の発表のハイライトである14インチディスプレイのクラムシェル「Acer Chromebook 314」も現状モデルのアップグレード版といった感じです。
CPUとしてPentium Silver N6000を採用しRAM 8GB/ストレージ 128GBとパフォーマンスに期待できるモデルです。その他Wi-Fi 6 やBluetooth 5.1などツボは抑えています。14インチクラムシェルとしては今後のスタンダードになりそうです。
発売時期は今年の下半期で価格は$429からとなっています。
まとめ
全体的にスペックが向上していますが、その他には特にめぼしい点はありません。堅牢性が高い分、ベゼルが極太になっているのは仕方のないところでしょうか。日本での発売時期は未定。決まり次第追記したいと思います。