ラスベガスで開催中のCES(家電見本市)にてAcerが新たに3つのモデルを発表しました。
- Acer Chromebook Spin 513 (CP513-2H)
- Acer Chromebook 315 (CB315-4H/T)
- Acer Chromebook 314 (CB314-3H/T)
このうち314/315は現行機種のアップデート版となりますが、面白そうなのがAcer Chromebook Spin 513 (CP513-2H) 。以下、詳しく見てみたいと思います。
Acer Chromebook Spin 513 外観
Acer Chromebook Spin 513はアスペクト比3:2の13.5インチディスプレイを搭載したコンバーチブルタイプのChromebookです。
ディスプレイ解像度は2256x1504で、サイドベゼル7.7 mmと超狭額縁に仕上がっています。
外観は洗練されたデザインが印象的。トラックパッドもグラスエッジ加工が施されているようで、高級感があります。

この見た目に反してミリタリーグレードの耐久性MIL-STD 810Hに準拠。バックライトキーボード搭載です。
SoCとしてKompanio 1380を搭載
Acer Chromebook Spin 513はチップにMediaTek製Kompanio 1380を採用した初のChromebookとなります。
ChromebookでMediaTekというと8183Cを搭載した機種が多いですが、これはKompanio 500で構成はA73x4+A53x4の「4ビッグコア+4コア」構成。その後、A78x4+A55x4という構成のKompanio 1200が発表されましたが、これが自称Intel Core i3に相当とのこと。型番通りだと第11世代のCore i3に勝るとも劣らない性能に近くなるのではないかと推察されます。
ただ、パワフルになったことに加えてディスプレイ解像度が大きいため、バッテリ駆動時間が10時間程度とのこと。
Kompanio 1380 +フルHDディスプレイという組み合わせのChromebookも今後登場すると思われますが、そういったケースではもう少しバッテリ駆動時間が伸びると思われます。
まとめ
RAMは4GB、ストレージ32GBのモデルで$599からとのことですが、上位モデルも確実に登場するものと思われます。Wifi 6は標準装備。北米で6月に発売予定。推移を見守りたい。
ソース:acer