はじめまして、Chromebookを8年以上愛用しているクロームブッカーともぞう(@tomozou3500)です。このブログではChromebookについての情報を発信しています。
Acerがラスベガスで開催中のCES(家電見本市)で以下の3モデルを発表しました。
- Acer Chromebook Spin 513 (CP513-2H)
- Acer Chromebook 315 (CB315-4H/T)
- Acer Chromebook 314 (CB314-3H/T)
このうち、Acer Chromebook 315とAcer Chromebook 314は現行機種のアップデート版ですが、Acer Chromebook Spin 513 (CP513-2H)は新たに開発された機種で、エイサーのChromebookメーカーとしてのノウハウが詰まった集大成になっています。
以下、それぞれのスペックと特徴を詳しく見てみたいと思います。
Acer Chromebook Spin 513 外観
「Acer Chromebook Spin 513」はアスペクト比3:2の13.5インチディスプレイを搭載したコンバーチブルタイプのChromebook。
ディスプレイ解像度は2256x1504で、サイドベゼルの幅は7.7 mmと超狭額縁に仕上がっています。
外観は洗練されたデザインが印象的。タッチパッドもキラッと光を反射するグラスエッジ加工が施されており、高級感があります。

この華奢な外観に反してミリタリーグレードの耐久性MIL-STD 810Hに準拠。もちろんバックライトキーボード搭載です。
心臓部にはKompanio 1380を搭載
「Acer Chromebook Spin 513」は処理能力を司るチップとしてMediaTek製Kompanio 1380を採用した初めてのChromebookです。
ChromebookでMediaTekというと8183C(=Kompanio 500)を搭載した機種が多いですが、8183Cは「Cortex A73x4+Cortex A53x4」の「4ビッグコア+4コア」構成。
その後、「Cortex A78x4+Cortex A55x4」という構成のKompanio 1200が発表されましたが、これが自称Intel Core i3に相当とのこと。
そして今回の機種に搭載されているKompanio 1380は、型番通りだと第11世代のCore i3に勝る性能になるものと推察されます。
ただ、ディスプレイ解像度が2256x1504とフルHDのものと比べて微細なため電力の消費も多く、バッテリ駆動時間はChromebookとしては標準的な10時間程度とのこと。
Kompanio 1380 +フルHDディスプレイという組み合わせのChromebookも今後登場すると思われますが、そういったケースではもう少しバッテリ駆動時間が伸びると思われます。
エイサーがKompanio 1380搭載の『Acer Chromebook Spin 513』など3機種を発表 まとめ
RAMは4GB、ストレージ32GBのモデルで$599からとのことですが、上位モデルも確実に登場するものと思われます。Wifi 6は標準装備。北米で6月に発売予定。推移を見守りたい。
※現在は米アマゾンで販売中。
ソース:acer