Chromebookのバッテリ寿命に関する話題です。
Chromebookに限らず最近のノートPCやスマホはすべてリチウムイオン電池が搭載されています。昔のニッカド電池のときは100%まで充電して使い切ってから再度充電するというのがGood Practiceだったようですが、リチウムイオン電池の場合は50%の状態が一番負荷が少なく、0%や100%の状態が一番負荷がかかる模様。
デバイスを購入した際はバッテリが50%程度のことが多いのですが、これはこういった理由だと推察されます。
というわけで、スマホ、Chromebookはできる限り80%で充電をやめ、20%を切った時点で再度充電をしています。いわゆる「いたわり充電」。
体感できるかは疑問ですが、確かに以前使っていたiPhoneは100%→0%→100%...という感じで(良かれと思って)充電をしていましたが、2年が立つ頃には朝から夕方まで使った時点でバッテリが死亡する短命スマホになってしまいました。今のPixel 5では2の舞は避けたい。
うっかり充電しすぎる問題を解決するアプリ
とはいえうっかり充電しすぎることもしばしば。ということで80%充電された段階でアラームを鳴らせるアプリをスマホ・Chromebookに導入しています。
充電アラーム系アプリは数多いのですが、色々試した結果「AccuBattery」が一番との結論に至りました。Google Play Storeからダウンロード可能です。


AccuBatteryの使い方
使い方はシンプルで、充電したい%までスライダーを持ってくるだけ。灰色の吹き出しみたいなアイコンを動かして(下記画像左)好きなところまで持ってきます。
例えばスライダーを80%のところまで持ってくると充電までにかかる時間を知らせてくれます(下記画像右)。


バッテリというものはサイクル数の上限が決まっていて、これに近づくと徐々に劣化するそうです。このアプリによると100%まで充電すると1サイクルを消費しますが80%なら0.26サイクルとのこと。
AccuBatteryのよいところは設定した充電量に達した時点でアラームと通知で知らせてくるところ。これでうっかり充電しすぎた問題が解決です。
Chromebookは閉じるとスリープになるのでディスプレイは開けたまま充電するか、閉じてもスリープしない設定にするといいと思います。
まとめ
Chromebookはもちろんスマホにもおすすめのアプリです。
追記
その後「あなたのiPhoneバッテリーが「ヘタる」理由とは? iPhoneの正しい充電の仕方、NGな使い方(All About) - Yahoo!ニュース」という記事(現在は削除された模様)を発見。ポイントは
- バッテリはこまめに充電してOK
- 残り残量は気にせず充電してOK
- 繋ぎっぱなし、充電しながらの使用はNG
最初の1つに関しては諸説あります。2つ目はあまり聞いたことがなかったのですが、例えば残り80%の時点で充電しても何も問題ないとのこと。ただバッテリ状態0%や100%での長期保存はNG。最初に買ったChromebookのバッテリが死にましたが、たぶん0%のまま放置していたのが原因。自然放電でバッテリが完全に空になるとバッテリとして認識されなくなるようです。
3つ目に関してはどの記事でもNGとされています。