Monthly Archives: 5月 2018

【動画あり】AcerからChromebook Spin 13他4モデルが一挙登場

出遅れた感満載ですが、Acerから、4つのモデルが登場するようです。Chromebook 13,Chromebook Spin 13,Chromebook 15,Chromebook Spin 15。ニューヨークのAcer’s global press conferenceにて発表された模様です。

スペックなどは既出ですので、ここは軽く流して感想を述べたいと思います。

4つのモデルのスペック

4つのモデルですが、実際は13インチ、15インチ+それらのフリップバージョン。スペックを見てみると、

Chromebook 13 Chromebook 13 Spin Chromebook 15 Chromebook 15 Spin
Display 13.5インチ IPS 2256 x 1504 13.5インチ IPS 2256 x 1504 15.6インチ IPS 1920 x 1080 15.6インチ IPS 1920 x 1080
CPU 第8世代Core i5/Core i3-8130U/Pentium/Celeron? 第8世代Core i5/Core i3-8130U Intel Pentium N4200/Celeron N3450/Celeron N3350 Intel Pentium N4200/Celeron N3450/Celeron N3350
RAM 16GB LPDDR3 16GB LPDDR3 4GB/8GB LPDDR3 4GB/8GB LPDDR3
ストレージ 32GB/64GB 128GB 32GB/64GB 32GB/64GB
価格 $399- $499- $349- $449-

といった感じです(テーブルスタイルは近いうちにもう少しマシなものにします)。Chromebook 15・Chromebook Spin 15は、現行モデルとさほど変わらないスペックです。

Acer-Chromebook-Spin-15

Acer-Chromebook-Spin-15

見た目は無難。スリークな感じはしますが、トップカバーの見た目がやや古い感じを受けます。

変わった点と言えば、RAM8GBバージョンが追加されているくらい。ただ、15インチのフリップタイプは思い切ったモデルです。デカいことはいいことだ、というアメリカ人ココロをくすぐるモデルになっています。タブレットとして使うのは現実的ではないので、テントスタイルで動画を見たり、という場面で活躍することでしょう。バッテリーは14時間持つようです。

打って変わって13インチの方は、まごうことなきプレミアムモデル。ノートPCとしては最上位のクラスに位置するモデルです。Acerも世界最強のChromebookを自負しているそうです。

acer-chromebook-13

acer-chromebook-13

ボディは全てアルミでバッテリーは10時間持つとのことです。トラックパッドはCorning Gorilla Glass製とのこと。

USB-C2つ、USB-A1つにマイクロSDカードスロットが搭載されていると思われます。

意外にも、R11の後継機にあたるモデルがありませんが、全体的に王者のAcerらしいラインナップという感じですね。
そしてChromebook Tab 10を発表したかと思えば、一挙に4モデルを出すスピード感。王者であっても攻め続ける姿勢やよし。

じじいの視点

3年ほど前はChromebookと言えば型落ちのCPU搭載、RAM2GB、良くて4GBといった趣の者しかありませんでしたが、今は昔。

笑われたChromebook Pixel(当時憧れました)やDell Chromebook 13、hp Chromebook G1、Acer Chromebook 14 for Workに代表されるプレミアムモデル以降、Chromebook Pixel-Cという迷走を経た後しばらく空白の時が続き、Samsung Chromebook Pro、Pixelbookというモデルが出てきたわけですが、ここへ来て新たにプレミアムモデルが出てくるのは喜ばしい限りです。

以前の古いモデル(例えばCB3-111)で不満があるかというと、特にない。私の使っていたモデルはRAM2GB、Celeron N2840という化石のようなモデルですが、動作には全く問題ありません。

ですが、やはりChromebookを使っていると、「ショボイスペックでこの快適さならば、上位モデルはどんな世界なのだろうか」と思ってしまう。そうなると、必要はないけど欲しい、という状況が生まれてきます。
そんな人がじわじわと増えている感じのする昨今ですが、Acer以外のメーカーもプレミアムモデルを開発中とのことなので、静かに推移を見守りたい。

追記:2018/5/25
早速ハンズオンビデオなどが公開されています

下記サイトによると、オクタンスコアは驚異の36,0000。
https://chromeunboxed.com/news/acer-chromebook-spin-13-benchmarks


【2018.5.29追記】Chromebook CB3-111にUbuntuを入れた感想

Chromebook for Work 14を買ってからすっかりと出番が減ってしまったChromebook CB3-111。

ChromebookがLinuxをサポートするということで、Linux系プログラムに親しむ目的で、Chromebook CB3-111にCroutonを使ってUbuntuを入れてみました。起死回生の機会となるのでしょうか。

方法は、ChromebookにUbuntuをインストールする方法 | Chrome速報にて丁寧に解説されていますので、割愛します。手順自体は、やや時間がかかるものの、この通りやれば問題ないと思われます。まあ失敗しても、Chorme OSに戻るだけなので、大丈夫です。

なお、インストール中にスリープしても、ちょっとマウスパッドを動かす等で復帰し、エンターキーを押せば大丈夫です。あと、ローカルファイルはすべて消えますので、事前にバックアップをとっておきます。私は[ファイル]経由でGoogle Driveに退避させました。

Ubuntuを入れてみた感想

Ubuntuを入れてみて、日本語化の設定等終わらせ、再起動してみました。ここで想定外。Crouton経由でUbuntuを入れても、起動後は毎回、ディベロッパーモードの画面からスタートすることになります。この状態で30秒ほど待つと、大きなビープ音とともに、ここで、CTL+Dを押すことで、いつものChrome OS画面になり、ログイン可能になります。間違えてエンターキーを押してしまうと、折角入れたUbuntu環境がすべてなくなるそうです。なので、立ち上げ直後は慎重に、心を落ち着けて南無三!という掛け声とともにCTL+Dを押すことで失敗を回避可能です。

一見、何も変化していませんが、[Ctrl] + [Alt] + [T]でターミナルを開き、[shell],[sudo startunity]と打つとUbuntuに切り替わります(*unityのところは、何をインストールするかで変わります)。Ubuntu自体は日本語化も問題なく、アプリもインストールできる、ごくごく普通の、いつも通りのUbuntuです。

不満点

まず、毎回電源を入れ、ログインできるようになるまでに30秒ほど待たなければ行けない点。ここで焦ってエンターキーを押すと、普通のChorme OSが立ち上がり、折角構築したUbuntu環境は全て消えてしまうようです。結局、開けたらすぐ使える、というChrome OSの良さの1つがなくなってしまいました。

言語切り替え。言語設定からショートカットを変更し、CTL+Spaceで言語切り替えに設定しているのですが、うまくいかず。日本語入力の際、アイコンをクリックして選ばなければならず、不便です。

当然かも知れませんが、キーによる音量の調整は無理です。アイコンから操作せねばならず、不便です。

あと、ショートカットでChrome OSと切り替え可能、ということでしたが、私のマシンでは無理でした。

Linux on Chromebookは期待できる

不満点はありますが、動作自体は問題ありませんでした。Gimpなども問題なく動きます。

今回発表されたように、あくまでChome OS上で動くLinuxアプリ、ということであれば、上記不満点は、すべて解消されます。普通のChrome OSのスピードで立ち上げり、言語切り替えの挙動そのまま、音量キーが普通に使える。そのうえで、Linuxアプリが問題なく動くとなれば、万事OK。使う、使わないは自由ですし、パワフルさを持て余しがちなChromebookでは、まさに本領発揮という挙動を見せてくれるかも知れません。

無理やりChromebookで完結させる理由はありませんが、Chromebookしかなくても、工夫次第で何とかなる、という状況になってくると思います。WindowsなりMacなりあれば、それに越したことはないですが、予算の制約もありますし、Chromebookで完結できるのであれば、それに越したことはない、という人もいるかと思います。

Chromebookで大体のニーズはカバー出来るものの、どうしてもChormebookでは如何ともしがたい部分がある、という点が解消されれば、今回の動きには意義があり、この部分でChromebookの購入を躊躇っている人が、一歩踏み出すきっかけになれば素晴らしいと思います。

私の場合は、子供のビデオ撮影の編集でしたが、Linuxには動画編集ソフトやエンコーディングソフトが充実してますので、将来的には、十分可能になってくると思われます。まあタワー型Windowsマシンを持っているので、重たい作業はそっちでやると思いますが、それはそれでいいじゃない。

時に放置し、インテリア状態になってもまあいいや、と思える気楽さ、それでいて必要な時には瞬時に使えるのがChromebookのいいところでもあります。しばらく放置していたら、起動時に更新プログラムが始まってしまった、という経験は、心愉快とは言えませんしね。

2018.5.29 追記
プレゼンテーション・スライドをPDF化したものを表示することにより、CB3-111が起死回生!

明日はディスプレイに繋がず、直接PCの画面を見せながら説明する機会があり、発表者ノートが使えない状況。

それならばスライドをPDF化したものを見せればよいのですが、Ubuntuにいいものがありました。名前は[impressive]。

ターミナルに”sudo apt-get impressive”でインスコし、”impressive ~/(ファイルを入れたフォルダ)/〇〇〇.pdf”と打つことで起動。”ホーム”にPDFファイルを入れておけば、impressive ~/〇〇〇.pdf”で起動します。
–transitionでスライド効果を指定可能。

ターミナルで”impressive -l”(1ではなく、l(エル)です)と打てば、スライド効果のオプションが表示されます。
とりあえずスライド効果はいらないので、”impressive –transition None ~/〇〇.pdf”とやります。

そんなこんなで資料は完璧。満を持してプレゼンに臨み、無事に爆死しました。

2018.6.14 追記
Linuxを勉強しようと思い立ち、アメリカで無料公開されている教科書をダウンロード。アメリカはedition落ちの教科書が無料でダウンロードできることが多いです。ありがたや~

ダウンロードしたのはLinux Bibleという本ですが、Red Hat系(Ubuntuに代表されるDebean系と双璧をなす系統。どちらかというと企業向け。)のFedraとGNOMEデスクトップを推奨。Ubuntuでも学習可能とありましたが、ことのついでにGNOMEデスクトップ環境も入れてみました。Fedraは面倒くさそうなので神回避。UbuntuとGNOMEどちらも立ち上がるようになりましたが、残りHDD残量が2.4GBに。アイヤー!ちなみに、残りHDD残量は「ファイル」アプリで「ダウンロード」フォルダを選び、右上の3点アイコンを押すと表示されます。

ちなみに、Chrome OSとの切り替えは、CTL+ALT+Shift+戻る/進む とやると、出来ました。メリットは特にありません。


【随時更新】LinuxがChrome OSでサポートされると聞いて、利用方法を考える

先日の記事最近のニュースまとめ Google I/O間もなく 他 | Chrome通信でも書いた通り、LinuxアプリがChrome OSで正式にサポートされるようです。

実装時期は未定。

正直、Linuxと言えばUbuntuにトライしたことがあるものの、結果あまり使わず、個人的にはあまり恩恵がないと言えばないのですが、Linuxの有能ソフトを要所で使うことで、Chromebookの利用価値、幅が広がる可能性はありそうです。

Chromebookの機能を補完する可能性のあるソフト

まず期待されると思われるのが、画像編集ソフト。

Chromebookで画像編集と言えば、Pixlrが定番ですが、右の部分のかなりの面積に広告が表示される(消せない)ため、少し鬱陶しい。

となるとGimpが最有力候補ですが、現状ではGIMP on rollAppを使うしか手段がありません。

このon rollApp版は公式ではないうえ、サーバー上で動かすため、動作がもっさりしたりと快適な状況ではないようです。InkScapeもon rollApp版しかない状態。

さらに、以前と違い、ユーザー登録が必要となっています。

Linuxサポートがどのような感じでサポートされるかはまだ分からないのですが(ネットが不可欠?など)、アプリがネイティブで動くそうですので、GimpやInkScapeは、それなりに使えるようになるのではないかと思われます。

動画形式への対応

Chromebook純正のプレーヤーは、mp4だと問題ないですが、avi形式が音声だけになるなど、万能とは言い難い。←→で3秒戻す・進めるHキー、Kキーで10秒戻す・進めるなどがあるものの、操作性も今一つ。

対応形式の多いVLCプレーヤーがChromeウェブストアで提供されていますが、不具合も多め。という訳で、動画プレーヤーやエンコーディングソフトなどあれば、ワンポイント的な登板もあり得るかというところ。まあWindowsでやれば?という話なんですが。動画見るにはChromebookがいいんですよね。

Libre Office

Linux系オフィスソフト、Libre Office。マイクロソフト製オフィスの無料代替品ということで、ユーザーも一定数いるようです。私は基本、GoogleのDocを使用して、仕事で仕方なくWordを使っています。Libre Officeの経験がないのですが、オフィスを持ってないがGoogle Doc、シート、スライドでは満足できない人や、もともとLibre Officeを使い倒している方には朗報になるのではないでしょうか。

テキストエディタ

JavaScriptをガリガリ使う人などはAtom等使っていると思いますが、Chromebookの場合はどうでしょう。まあChrome自体で開発できるのですが、使い慣れたものがあった方がいいと思います。

開発系

Javaの開発環境ソフトeclipse、NetBeans IDEや、Python用IDLEなどが利用可能。Android Studioなどもインストールする方法があるようです。まあそんなことは()という意見もありつつ、カフェや新幹線の車内でJavaやPythonのコードを書きたい人がいるかもしれません。まあそんな方は、間違いなくMacやサーフェスを持っていると思いますので、実質意味はないかも知れませんが、Chromebookでコードをかいてドヤることは可能。

ゲーム

ゲーム配信プラットフォーム、SteamはLinuxに正式対応していますので、Steamのゲームをプレイすることが可能です。ただ、やはりPCゲームはグラボがないとキツイので、おまけ程度に考えておいた方が無難でしょう。

その他

尻つぼみ的に雑になっていきますが、WindowsソフトをLinuxで動かすための支援ソフトなんてのもあるようです。組み合わせでWindowsアプリが使えたりするのでしょうか。

解凍ソフト。Chromebookにもネイティブで解凍できるのですが、少しクセがあります。あればいいかな、程度。

まとめ

WindowsなりMacなりあれば今一つ必要性が感じられないLinux on Chromebookですが、Chromebookを普段から持ち運んで使っている方にとっては、場面場面で少し役に立つかもしれません。勿論、もともとLinuxを愛用している人にとっては、Chromebookが選択肢となること請け合いです。

Linuxを入れる前提なら、Winodwsのライセンス料が乗っかったノートPCをわざわざ買うこともないですし。先日購入したChromebook 14 for Workなど、見た目もかっこよく、性能もそれなりにあって$220切ってますし、Linuxで遊ぶならまさにうってつけだと思うのですが。

Acer Chromebook 14 for Work CP5-471 レビュー | Chrome通信

さらに、9月からの新シーズンに向けて、高機能なChromebookが多く開発中であるとの情報もあります。Linux搭載というのもこの流れの一因かも知れません。

もっとも、最大の要因は、Chromebookを使えばもっと高性能なものを試してみたくなる、ということになるかと思います。Acer CB3-111を使い倒していた私ですが、欲が出てAcer Chromebook for Work 14を買っていたというように。

めっきり出番の少なくなってしまったAcer CB3-111ですが、Devチャネルにしてカオス状態を味わうか、いっそUbuntuを入れて勉強しようか、などと思案中です。


【Chromeニュース】LinuxアプリがChrome OSで実行可能に? 他2本

久しぶりに最近のニュースをまとめる企画です。2018年5月8日執筆。

LinuxアプリがChrome OSで実行可能に?

最近最も賑わっているニュースが、Chrome OS上でLinuxアプリがネイティブで動くようになる、というもの。CrostiniというLinuxのコンテナを使うようです。

現状ではPixelbookをDevチャネルにすれば実行可能ですが、まだ発展途上。

コンテナでアプリを動かすので、データをChromebook本体に保存できなかったりとまだまだ問題がありますが、いづれ解決するとのこと。まあChrome OSもLinuxベースのOSなので、何となく可能ではないかというのは理解できます。実際にPixelbookでアプリを動かす動画を貼っておきますので、興味のある方はご覧ください。5分くらいからアプリの実演です。

Dell、hp、他3メーカーからプレミアムChromebook発売か

プレミアムなChromebookというとDell Chromebook 13やhp Chromebook G1 14、Acer Chromebook 14 for work、Chromebook Pixelなどがありましたが、時が流れてPixelbookとSumsung Chromebook Proくらいが残っている、という感じに。速ければ秋から、Dell、hp、他3メーカーからプレミアムなChromebookが発売するとのうわさが。

何をもってプレミアムとするか、という点ですが、Kaby Lake CPU + 16GB RAMに加え、2400×1600ディスプレイというのが1つの目安とのことです。ちょっと前に世界初の分離型2-in-1 Chromebook HP X2、スペックや価格、発売日などの記事がありましたが、これに準じたものとなりそうです。

個人的にはプレミアムなChromebookは選択肢としてあって欲しいと思うので、この動きはうれしい限りです。Dell、hpは確定で、他3メーカーとのことですが、実際はacer、ASUS、Lenovoくらいしか候補がないですね。Sumsungは既にChromebook Proがありますし・・

Pixelbookに対抗するため、とありますので、Pixelbookよりも性能が下の代わりに価格も安めというところで落ち着きそうです。あとは分離型だったり、解像度が異様に高かったりとそれぞれ差別化してくると思いますので注視したい。しかし、Pixelbookに対抗するため、ということは、Pixelbookが思いのほか好調であることを伺わせます。過去のChromebook Pixelが、そのあまりのハイスペックぶり&高価格で否定的に受け止められていた頃は今は昔という感じです。

Google I/O間もなく

今年もやってきた>Google I/Oの時期。下記サイトで配信されるようです。今年のトピックはここで書いたCrostiniが目されています。もしかするとChromebook HP X2の姿が拝めるかもしれません。

あとはアシスタントの進化具合や新しいハード関係になるのかなと思っていますが、推移を見守りたい。

https://events.google.com/io/