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【追記】2018年始のChromebook-Acer ASUSの新モデル

2018年を迎え、新たなラインアップが登場し始めたので、その紹介です。

Acer

安定のAcerから。ちなみに、2017年はChromebookとゲーミングPCが好調で、12%売り上げを伸ばしたそうです。

Acer Chromebook-11 CB311


すでに目にした方も多いと思いますが、青い。中は黒です。

スペックはエントリーレベルで、11.6インチIPSのグレアディスプレイ(1366×768、タッチパネルはオプション)、Celeron N3450、RAMは4GB、HDDは16GBもしくは32GB(eMMC)、USB-AとUSB-Cを各2つ、microSDカードスロットを搭載。

Celeron N3450ですが、オクタンスコアで12,000程度と日常使いには支障なし。価格は16GBモデルが$249,32GBモデルが$299程度になるとのこと。なかなか大胆なデザインですが、中身はCB111,CB131の純正進化版といったところです。

↑ハンズオンビデオによると、重さ1.08kg,薄さ1.8cm程度とのこと。

HP

HPからは11.6インチ版、14インチ版とChromeboxが登場。

HP Chromebook 11 G6

教育市場を意識したデザインとなっている11.6インチモデル。CPUはCeleron N3350もしくはN3450、RAMは4 or 8GB、ディスプレイは1366×768、非光沢でタッチスクリーン対応と、CB311と似たスペック。スロットはCB311と同じでUSB-AとUSB-Cを各2つ、microSDカードスロットを搭載。

HP Chromebook 14 G5

落ち着いたデザインとディスプレイが14インチ(1080p IPS、タッチ対応)な点意外はHP Chromebook 11 G6と同じです。なお、メモリはDDR3でなく、DDR4-2400を搭載。Acerもそうだと思います。

Chromebox G2


2014年の発売から長い沈黙を破り登場した、第2世代Chromebox。

ベースモデルでCeleron 3865U、上位版で第7世代Intel Core i5-7300、第8世代Intel Core i7 8650Uを用意。RAMは16GB、ストレージはSSD、32GBもしくは64GBとのこと。背面にはmicroSDカードスロット、HDMIポート、USB-Cポート、USB-A3.0が3つ、イーサネットケーブルアダプタと全部入りのモデル。4月の発売を予定しているとのことです。価格は不明ですが、据え置きの選択肢としては十分魅力的なスペックとなっています。まあどちらかというと職場向けだと思いますが。

2018.1.29追記

Chromebook Spin 11

フリップモデル。11.6インチのIPSディスプレイ(解像度1366×768) でタッチ対応。第8世代のインテル製CPU(N4200/N3450/N3350)にLRDDR4 RAM(4GB/8GB)、ストレージ(32GB/64GB)。Google Playに対応。I/OはUSB-A(3.0)x2、USB-C(3.1)x2、マイクロSDカードスロット。3月にアメリカで発売、価格は$349~とのこと。

R11の後継版といったところでしょうか?SpinというモデルはWindows機でも販売されているので、パーツを共通化してコストダウン+ブランド強化という狙いがあるのかもしれません。スペック的にはAcer Chromebook-11 CB311より優れている分価格が高くなっています。

Acer Chromebox CXI3

hpのChromebox G2より見た目が小さそうなCX13。第8世代のCPU搭載で、G2の対抗馬となりそうなモデルですが、詳細なスペックはまだ未発表。

まとめ

特筆すべき点は、ローエンドのモデルにもUSB-Cが搭載され、電源、HDMIポート共に置き換えられた点。これからのモデルはこれがスタンダードになっていくことでしょう。USB-Cは左右両面に配置されているので何かと便利なことでしょう。ただ、Google Assistantの搭載は見送られたとのことで、現状ではPixelbookのみの機能となっています。

他にも、Samsungが2-in-1のChromebookを開発中とのうわさもあり。もう少し推移を見守りたい。

今年もよろしくお願いいたします。


PixelBookをも凌ぐスペックのChromebox G2と教育市場での可能性について

先日の記事で紹介した、ASUSのChromebox G2。これが如何に(Chrome OSにしては)とんでもないスペックを持っているかについてと、教育市場での可能性についてみていきます。

2018年始のChromebook | Chrome通信

本気のChromebox G2

本体のみのChromeboxと、ハードとしても完成度の非常に高いノートPCのPixelbookを比較するのはお門違い、と承知しつつ、性能の主要スペックを比較してみます。目的はPixelbookを貶めることでなく、いかにChromebox G2がすごいスペックを持っているかを示すためです。最上位同士の比較。

Pixelbook Chromebox
CPU Intel Core i7-7Y75 Intel Core i7 8650U
Passmark Benchmark(CPU) 3,932 9,353
RAM 16GB LPDDR3 (1,866MHz) 16GB DDR4 (2,400MHz)

CPUはPixelbookが第7世代の省電力モデルCore i7-7Y75。TDP(熱設計電力)4.5wという驚異の省電力性ですが、その分パワーは控えめで、Passmark Benchmarkが3,932。Chromebox G2は第8世代の(ウルトラブックでない)ノートPCに採用されるCPUで、Passmark Benchmarkは約2.4倍の9,353。さらに、RAMがPixelbookは第3世代の低消費電力RAM。Chromebox G2は第4世代の2,400MHzとデスクトップにも採用されるものです。

Pixelbookの最上位モデルでも「とんでもなく速い」そうなのですが(↓下記参照)、一体Chromebox G2はどんな体験をもたらしてくれるのでしょうか。

[かぶ] モタツキが気になった。私の指の。そんな速すぎて戸惑い中の、現行最上位Chromebook、i7版Pixelbookレビュー。 | おふぃすかぶ.jp

教育市場での可能性について

教育市場をすっかり制圧した感のあるChromebookですが、一方、教師の方はどうでしょう。

教師が大量のタスクをChromebookでやっているとは考えづらい。子供の手にはフィットするノートPCも、アメリカ人の成人にはいささか(かなり?)窮屈であることは想像に難くない。

ちょっとした作業ならともかく、何人もの生徒のホームワークをチェックしたり、採点したりするのは、やはりデスクトップを使っているのだろうと思います。

デスクトップといえば、Windowsの独壇場。Google ClassroomなどもWindows上で使用していると思われますが、買い替え需要として、Chromebox G2が意外といいのではないか、というのが今日の本題。ここは今まで手付かずだった(と思われる)ところです。

Chromebox G2はパワーの面で全く不足なし、教師の仕事に十分耐えうるスペックです。セキュリティ面もChrome OSなら安心で(CPUのわちゃわちゃがありましたが、おおむね解決済み)、管理も楽。省スペースにもなります。特に、ディスプレイの裏面に張り付けることで究極の省スペースに。周辺機器は、既存のものを使いまわしすることが可能ですし、有線接続も可能。おそらくOfficeアプリも対応しているはずなので、Officeがないと、という人でも大丈夫でしょう。いざとなればOfficeオンラインもあります。

もちろん、経理系の事務員など、Chromeboxではダメな人も存在するものの、授業のことをやるのにGoogleのサービスを活用している現場では、ひとつの選択肢になっても全く不思議ではありません。

後は気になるポイントは価格ですが、DDR4メモリの価格もひと段落したとはいえ、結構高止まりしていることもあり、最上位モデルではそれなりになりそうな予感も。しかし、外見自体は昔からのシンプルなつくりなので、さすがにPixelbookを上回るとは考えづらい。Celeron 3865Uのエントリーモデルで$299、Core™ i5-7300Uのモデルで$549、最上位のCore i7 8650Uモデルで$899といったところでしょうか。

Pixelbook最上位モデルは予算的に無理だが異次元の体験をしたい私のような変人と、職場、そして職員室(厳密に言うと教師の個人オフィス。日本的職員室はアメリカにはありません)がターゲットかと思われるChromebox G2。これまで影の薄かったChromeboxが日の目を見れるかどうか、推移を見守りたい。