Monthly Archives: 10月 2017

【噂】AMDのAPU搭載Chromebookが開発中?

Ryzen発売で今年大きな話題を呼んだAMD。そんなAMDのAPU(Accelerated Computing Unit。CPUのようなものです)を搭載するChromebookが開発中との情報が出てきました。

Chromebook “Grunt”

AMDとは何ぞや?というと、CPU(AMDはAPUと呼んでます)を作っているメーカー。Intelが有名なので、イマイチ影が薄いですが、れっきとしたメーカーです。その他、グラフィックボードのRadeonシリーズを販売したりしています。

性能・省電力性はIntelに及ばないが、比較的安価で、内臓グラフィック性能では一歩優るというのが従来のAMDに対する評価だったのですが、今年Ryzenシリーズという(内臓グラフィック性能のない)CPU(APU)を発売し、その圧倒的コストパフォーマンスで高評価。特に、最上位Ryzen Threadripper 1950Xは希望小売価格$999でありながら16コア、32スレッドというとんでもないものとなっています。尤も、現在は少し値上がりしていますが。

そんな勢いのあるAMDですが、グラボ前提のRyzenシリーズとは別に、(PRO)Aシリーズと呼ばれる、グラフィック内臓型APUを販売しています。今までChromebookでAMD製のものはありませんでしたが、AMD製モバイル用APU搭載のChromebookが開発中なのでは、というのが今回のニュース。

This week we dug up some commits that present us with yet another Stoney Ridge AMD Chromebook to look forward to at some point in the not-so-distant future.

‘Grunt’, the code name of the new board, was added to the repository just last week and has yet to provide many details about the new device but from the overlay file, it is clear we are looking at a new Chromebook in the works.

New AMD Chromebook In Development: Meet Grunt

現行ではBristol Ridge、次世代はRaven Ridge(Ryzen+Vega)という名前ですが、今回開発中と目されるのは、旧世代のStoney Ridgeと呼ばれるもの。いくつか候補はありますが、A9-9420もしくはA6-9210 (共にグラフィックはRadeon R5)が有力。

消費電力が15wP程度と、IntelのmシリーズやYシリーズの7wと比較して高く、Chromebook向きではないか、と思って今まで記事にするのをスルーしてたのですが、先日お伝えしたAcer Chromebook 11 C771 が同じく15wのCPUを搭載しながらも13時間という長時間バッテリー駆動を実現するということで、紹介に至りました。

Stoney Ridge 2モデル

現在Stoney Ridgeにはいくつかモデルがあるようですが、可能性が高そうなA9-9420 APUとA6-9210について、現在のスタンダード的なCeleron N3160、(chromebookの中では)最高峰のCore i5-6200Uとの比較でみます。

Model A9-9420 A6-9210 Celeron N3160 Core i5-6200U
CPU benchmark 2,368 1,945 1,700 4,006
Graphics Radeon R5 Graphics Radeon R5 Graphics Intel HD Graphics 400 Intel® HD Graphics 530
Graphics benchmark 966 966 313 1,000
Price ? ? $107 $303.00 – $312.00

CPU、グラフィック性能のベンチマークはpassmarkのものです。こうしてみると、A9-9420、A6-9210ともに、N3160より良さそうです。CPUベンチの数値的には、A6-9210がIntel Core2 Duo E8235、A9-9420がIntel Core i5-4210Yとほぼ同じ。Intel Core i5-4210Yは4世代目のYシリーズ、ウルトラブックやタブレットに用いられていたようです。

後は、価格次第ということですが、Intelと比較してAMDは安めなので、ここに期待。A9-9420、A6-9210が$100を切るようであれば、グラフィック性能の優位性の面で利点があるかもしれません。

ただ、記事ではStoney Ridgeの可能性に触れていますが、Ryzenコアを使用した2世代先のRaven Ridgeも登場しつつある今、やや時代遅れ感が拭えません。とはいえ、今後の、例えばRaven Ridge搭載のChromebookへの布石として、ここら辺で作ってみてほしいです。


Acer Chromebook 11 C771 アメリカで発売

米アマゾンでAcer Chromebook 11 C771が発売を開始していたようです。今のところ、日本への発送は対応していませんが、価格が落ち着けば良さそうなモデルなので、一応紹介します。


Acer Chromebook 11 C771

11.6インチ、タッチパネル対応のモデルです。スペックは

Intel Skylake Core i5 processor 6200U
8GB RAM
64GB eMMC storage

で、2 x USB 3.0、1 x USB-C 3.1、MicroSD、フルサイズHDMIポートを備えます。衝撃耐性かつ330mlまでの耐水性能を備えた堅牢モデルです。重さは1.35㎏程度、バッテリー持ちは推定13時間という情報もあります。画面の解像度は1366×768ですが、IPSディスプレイです。残念ながら、フリップタイプではありません。

ちなみに、フリップタイプの是非なのですが、個人的にはさほど気になっていないポイントです。フリップタイプでないのにタッチ対応に意味はあるのか、と言われそうですが、意味あると思います。妻がフリップタイプのChromebook C100PAを使っていますが、普通のスタイルで使っている時でも、タッチパネルがあった方が便利です。特にマウスを使ってないとき。

フリップタイプのテントスタイルは、ドリンクをこぼしても溺死させるリスクがほとんどなくなるという点で魅力ですが、耐水性能はありがたし。耐水性能のChromebookでめぼしいモデルは、Acer Chromebook 14 for WorkとASUS Chromebook C202、Acer Chromebook C731Tくらいでしょうか。C731Tと姿かたちはよく似ていますが(一緒?)中身は完全に別物です。

特筆すべきはCPU。第6世代Core i5プロセッサを搭載。passmarkのベンチマーク、「4006」と、Chromebookの中では圧倒的な性能を有しています。数値だけでみると、現行のハイエンドモデルに搭載されているCore m3、m5のモデルよりも性能が上ということになります。尤も、Core m3、m5シリーズは、消費電力に相当するTDPが7wで、Core i5 6200Uは15wという違いがあるのですが、それでももし、バッテリーが13時間持つなら、相当優秀なモデルとなります。

Pentium版も用意されており、そちらは定価$280~となっているようです。Core i5モデルの価格は、今のところ$530ですが、まだ供給が少ないようで、今後変動する可能性が大。在庫が十分出てくるまで、注視したい。


個人的なChromebookの使用状況など

今年最大のニューストピック、Pixelbookの情報をいち早く「キャッチ&リリース」しようと躍起になってましたが、ひと段落したので、今回は日常生活におけるChromebookの活用シーンなどをユルくお届けします。Chromebookを、買おうかやめよか考え中、という方の参考になれば。

最近のPC環境

唐突ですが、私の所有するPCは

1. メインのデスクトップ(Windows 10、Core i7-4790, 16GBメモリ)
2. Chromebook CB3-111
3. 7年落ちASUSノートPC

他1名といった感じ。

デスクトップを今年入手するまでは、7年落ちASUSノートPCをメインで使っていましたが、もう出番はありません。ハードディスクの度重なる継投と、リスキーな分解清掃に成功したおかげで動作自体は快調ですが、使い道はデータのバックアップ程度。以前は外で発表の機会などあると、3.2㎏あるこの15.6インチノートPCを持ち歩いていましたが、Chromebook&Googleスライドの組み合わせによって、持ち運びも楽になりました。

Chromebookを手にして以来、毎日使っていて、デスクトップの出番もさほどなかったのですが、ここ最近ゲーム(FF14:FF14をCore i7+グラボなしでベンチマーク計測した結果)にハマって使用機会が激増。ちなみに、2年落ちではありますが、Core i7-4790を積んで快適に動作中です。

特に意識して使っていたわけではありませんが、先日はおそらく初めて、入手以来、Chromebookを開かない日を過ごしました。PCなんぞ、その時その時でベストなものを使うのが自然なかたち。私の場合も、ChromeOSを使っていたのはそれが多くの場合、私にとってのベストチョイスであったということであり、使うことが目的で使ってきたわけではありません。

そんななかで、使わない日があっても、それはそれでいいじゃない、と思えるのがChromebookのいいところ。気楽に使ってもよし、使わなくてもよし。結果あんまり使わなくても安いからいいじゃない、と思えるところがあります。まあ私は使い倒してますが。

Chromebookに話を戻すと、私の場合は、最近は、ほぼ動画視聴で使っています。前からAmazonビデオやNetflixなどは使えていましたが、最近になってU-Nextにも手を出してます。DMMなども対応しているようなので(以前はSilver Light依存で、視聴不可でした)、現時点で、Chromebookで視聴不可というケースはほぼないと思います。



Chromebookと動画視聴は本当に相性が良い。大体動画を見るのは寝る前なんですが、Chromebookのいいところは電源オフまでの速さ。寝る直前まで見て、寝ると決めた瞬間に電源ボタンを落として瞬時に落とす。一旦動画視聴を始めたら、後はダラダラ飲んで寝るだけなので、視聴前にメインのデスクトップは落とします。私のChromebookはファンレスなので、煩わしい騒音もなく、動画の邪魔をしない。ラストモーメントまでつけておくという意味ではChromebook一択になります。

TVに外部出力して見るんですが、天蓋を閉じてる状態ではバッテリー持ちもすこぶる良好。また、照明を落としてウイスキーなどのハード・リカーを飲むため(ウイスキーについては拙ブログ:初心者による初心者の為のウイスキーの話など。を参考にされたし)、ときに、Chromebookを溺死させかけるといったトラジェティ(悲劇)を生むのですが、ダメージは微小。もし、10万超えのラップトップを溺死なんてさせた日には立ち直れそうにない。ちなみに、デスクトップは書斎の机に固定してあるので、ソファーでくつろぎながら動画を見るためにはもう1つPCが必要という状況で、ここにChromebookがジャストフィット。

まとめ

最後の方は、そこはかとなくルー大柴に寄せましたが、ウイスキーブログをさり気なく紹介するという目的を達したので、このあたりでペン(筆)をブレイク(折る)。グッバイ。


Google Pixelbookが示した方向性 【追記あり】

昨日深夜発表された、Google Pixelbook。もうGoogleの公式サイトでも情報が出ています。

Google公式サイト
https://store.google.com/us/product/google_pixelbook_learn

スペックの方は公式サイトに載っているので、そちらにおまかせするとして、今回のイベント内容からGoogleが目指す方向性を探ってみたいと思います。

Google Pixelbookが生み出す異次元の体験

Google Pixelbookは、今までのChromebookの枠組みとは全く違う。この辺りをどう捉えるかで、Google Pixelbookに対する評価が変わってくると思います。

デバイスとしては確かに最高峰ですが、今までの延長線上にあると捉えれば、従来通りの「Chromebookに$999?」という反応になると思いますが、画期的な新しいデバイスと捉えると納得できる最高のデバイスとなりえます。

まず何と言っても、Google Assistant機能が専用物理キーと共に搭載。

デモ動画を見る限りでは、これがPixelの高スペックと相まって、異次元の体験を生み出しています。デモでは「~~をYouTubeで見せて」と言った1秒後には動画が再生されているということをやってましたが、反応速度が半端ない。

上記公式サイトのデモ動画でも、Google Assistantキーを押して「誰々にメール、題名は~~、本文は~~」と言うとメールが作成され、「この文章で送りますか?」と聞いてくるので「送る」と言うとメールが送信されます。実際に、上に埋め込んだ動画を見れば分かりますが(1:50くらいから)、かなり早口で話しているにも関わらず、しっかりと理解して仕事をこなしてくれます。この辺はGoogleの高精度の音声認識システムが実り出したことを感じさせる一幕ですね。

Google PixelbookにKaby LakeのCore i5やCore i7は必要か否か

ここで本題、ChromebookにKaby LakeのCore i5やCore i7(型番までは分かりませんが)を積んで意味があるのかという問題。

結論から言いますと、当日発表されたデモ動画だけでもその意味はあったと思います。具体的にいえば、Google Assistantの驚異的な反応速度です。一切もたつくことなく、リアルタイムで仕事をやってのける様子はすごいの一言。Core i5やCore i7のパワーをChromebookのタスクにぶち込むことで、そのスピード感を実現していることと思われます。

Google Pixelbookは、Googleのフラッグシップモデルで、Chromebookでこれだけのことが出来るんだぜ、という事実、また、これからの進化の方向性を示したということで十分意義があるモデルです。

価格については賛否ありますが、価格との折り合いをどうつけるかは、他の各メーカーが知恵を絞ればよろし(Chromebookメーカー各社は、もうとっくに動き出してると思います)。

Googleのやるべきことはまさに、これからの方向性を示すことで、Google Pixelbookはそれを見事にやってくれた、ということになります。

しつこいようですが、今回Googleが示した方向性は、Windowsとは完全に違うベクトルで進化していこうというコンセプトが垣間見えるものでもありました。

Windowsはあくまで、ユーザーに快適なPC環境を提供するというものですが(個人の見解です。誤解を恐れず言うなら、MacOSも似たような方向性だと思います)、Google Pixelbookの方向性は、「AI(Google Assistant)をどんどん活用して、もっと物事をシンプルにやっていこうよ」ということです。ここへ来て完全にそれが明らかになった感があります。昨年、そして今年もGoogleは[Mobile First to AI First]というスローガンを掲げて来ましたが、それはこういうことだったのか、とGoogle Pixelbookを見て納得。ますます今後が楽しみです。


↑日本発送に対応!

2017.10.8
ハンズオン動画を見つけたので追加。フリップしたとき、磁力でピタッと閉じるようになっているとのこと。あと、ここに紹介されているPixelbookのモデルでは、発表前に期待されていた指紋認証はないそうです。先日の発表会でも特に指紋認証のことは言ってなかっと思うので、この部分はまだのようですね。


Google I/O 超速報ーPixelbookお目見え!

詳しくは後ほどまた追加しますが、取り敢えず速報。

Google Home

Google Assistantが入ったスピーカー、Google Home。今週末に日本でも発売になると発表されました。話しかけること天気を聞いたり、通勤までの混雑状況を教えてくれたり、Googleカレンダーの予定を聞いたり音楽を流したり、電話したりできるもの。Google Assistant搭載スピーカーと理解されたし。Voice Matchという声認識システムが搭載され、電話をかけるときに誰の連絡先を使うか、を声から判断してくれるといったことになるそうです。

Google Google Home Mini

新型Google Homeで360度のスピーカーが入っています。小さい&シンプル。

ボタンは生地の中に1つありますが、基本的に声で操作します。$49!という価格で、日本にも発売されるようです。

スピーカーは相当賢いらしく、電話どこ?と聞くと、電話にかけて場所を知らせてくれるとか。
どんなことが出来るかについては、後ほど追加します。

Google Home Max

音を追求したGoogle Homeのスピーカー強化版といったところか。

Smart Soundという機能搭載で、部屋の形や聞く人がいる場所に合わせた音を鳴らせるとのこと。もちろんAssistant搭載。$399で12月発売。灰色と黒の2色展開。日本での発売は未定。

これでGoogle Homeのラインナップが3つになりました。

現時点で1時45分。これはもうChromebookはなさそうですね・・。まあ仕方ないですな。良いニュースはGoogle Homeが日本で発売されることが確定したことでしょうか。

きたーーーーーー!

Google Pixelbook

1kg、10mm!10時間のバッテリー。OK GoogleというとGoogle Assistantが起動。命令してからの反応が爆速。

Wifiがないところでは瞬時にPixel Phoneでテザリングするインスタントテザリング搭載。

ペンで人物の写った写真を囲むと検索してくれるなど、かなり賢い。ペンの性能も過去最高レベルとのこと。

ペンもAIとマシンラーニングで常に進化していくとのことです。まあ買えるかどうかは別にして、デモ従動画を見る限り、従来のChromebookの概念を遥かに超えたマシンであることは明らか。$999からで、アメリカ・イギリス・オーストラリアで発売するようです。

Pixel 2

スピーカーは全面に配置。

画面はコントラストが美しい。

ただデカイだけのものは作らん、とどんどんサイズアップしていったiPhoneを軽くディスるスタイル。まあお約束ですね。

新しいインターフェイス。

側面を握るとAssistantが起動。写真取って、というとそのままパシャリ。

しかし、去年と違い、今年はかなり長いですね。只今2時11分。まだPixelの情報が続きます、

カメラをむけると映画や本のレビュー情報を教えてくれたり、お寺に向けるとその寺の情報を出すかしこいPixel 2。おっと、やっぱり京都が例に出てきましたね。似た寺多いですからね。カメラを向けると教えてくれます。バス情報なども教えてくれるみたいです。

カメラ性能は暗所にも強くなり、背景ボケなども出来るようです。自動的に何枚も撮って一番いいショットを出してくれます(ユーザーが感知できないスピードで)。

しかし写真、本当にきれいです。

高速充電で、何げに防水。

残念ながら日本での発売は未定。あるとしても来年です。

いったんまとめ

去年はイマイチで、今年もそんな感じで終わるかと思いきや、情報がかなり盛りだくさんだったI/O。大体のところはまとめましたが、動画を撮っているので、抜けたところはちょいちょい埋めていく予定です。今回はかなり早く情報が出せたので、超速報と言って許されるかと思います。2時半なので、一旦ここで落とします。

イヤホンがすごかったので、追加!

Pixelイヤホン。マイクがついており、Pixelと組み合わせると、ついに異言語同時通訳が可能に(デモの様子はあとであげます)。これで世界中誰とでも話せます。すげえ!40ヶ国語をサポートしてます。日本語もありました。


↑日本発送に対応!